令和6年度 学科試験1 問18は、工事の施行に当たっての現場管理に関する語句の組み合わせの問題です。4つの組み合わせから、適当なものを1つ選びます。
入るのは道路管理者・工事従事者・処理及び清掃・工事施行者です。
4つの空欄のうち3つが「誰か」を問うています。法律名(ウ)は正式名称を知っていれば1つで決まるので、そこから絞るのが早い順路です。
※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。
正解:選択肢1(ア=道路管理者/イ=工事従事者/ウ=処理及び清掃/エ=工事施行者)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | 正解 | 道路管理者・工事従事者・処理及び清掃・工事施行者です |
| 2 | ×(誤り) | アを水道事業者、イを工事発注者、エを工事発注者としています |
| 3 | ×(誤り) | アを水道事業者、ウをリサイクルとしています |
| 4 | ×(誤り) | イを工事発注者、ウをリサイクル、エを工事発注者としています |
3つとも標準計画の同じ節に書かれています。
給水装置標準計画・施工方法 3.7.3 現場管理(解説)
2.道路工事に当たっては、交通の安全等について道路管理者、及び所轄警察署長と事前に相談しておくこと。
3.工事の施行によって生じた建設発生土、建設廃棄物等の不要物は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」その他の規定に基づき、工事施行者が責任をもって適正かつ速やかに処理すること。
4.工事中、万一不測の事故等が発生した場合は、直ちに所轄警察署長、道路管理者に通報するとともに、水道事業管理者に連絡しなければならない。工事に際しては、予めこれらの連絡先を確認し、周知徹底をさせておくこと。
法律名は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」で、リサイクルではありません。ここが分かれば選択肢3と4が同時に落ちます。残る1と2はアで分かれ、道路工事の相談相手は道路管理者です。
イの周知先も、この科目では繰り返し問われます。
| 場面 | 相手 |
|---|---|
| 道路工事の交通の安全等の相談 | 道路管理者及び所轄警察署長 |
| 連絡先・施工計画書の周知 | 工事従事者(付近住民ではない) |
| 建設発生土・建設廃棄物の処理 | 工事施行者(工事発注者ではない) |
| 道路内の埋戻し土の承諾 | 道路管理者 |
周知先を「付近住民」とした選択肢が、同じ令和6年の穴埋めで誤りの組み合わせに並んでいます。住民への説明は工事着手に先立って別に行うもので、ここでいう周知とは分けて考えます。
詳細は給水装置工事の施工計画書とは?宅地内でも要るのか・誰に周知するのかで扱っています。
道路工事の交通の安全等は誰と相談するか。
道路管理者及び所轄警察署長です。
建設発生土や建設廃棄物を処理する責任は誰にあるか。
工事施行者です。「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」その他の規定に基づき、適正かつ速やかに処理します。
連絡先や施工計画書を周知する相手は誰か。
工事従事者です。付近住民とした選択肢は誤りの組み合わせに並んでおり、住民への説明は工事着手に先立って別に行います。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月