令和5年度 学科試験2 問56は、給水装置工事の工程管理に関する語句の組み合わせの問題です。5つの組み合わせから、適当なものを1つ選びます。
入るのは管理・作業従事者・給水装置工事主任技術者です。
アの「計画、実施、◯◯」という並びが手がかりです。3つ目に入るのは管理で、検査ではありません。
※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。
正解:選択肢1(ア=管理/イ=作業従事者/ウ=給水装置工事主任技術者)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | 正解 | 管理・作業従事者・給水装置工事主任技術者です |
| 2 | ×(誤り) | アを検査、ウを技能を有する者としています |
| 3 | ×(誤り) | イを作業主任者としています |
| 4 | ×(誤り) | アを検査、イを作業主任者としています |
| 5 | ×(誤り) | イを作業主任者、ウを技能を有する者としています |
3つの空欄には、それぞれ紛らわしい相方が用意されています。
| 空欄 | 答え | 差し替えられた語 |
|---|---|---|
| ア | 管理 | 検査 |
| イ | 作業従事者 | 作業主任者 |
| ウ | 給水装置工事主任技術者 | 技能を有する者 |
工程管理は計画・実施・管理の3つに大別されます。令和5年は3つ目を「検査」とした選択肢が用意されましたが、正しいのは管理でした。
イは手配して準備する人です。「技術者や配管技能者を含む」と書かれているので、幅広く工事に従事する人を指します。作業主任者は労働安全衛生法で選任される特定の資格者なので、ここには入りません。
ウは、この科目で一貫している担い手です。
| 場面 | 担い手 |
|---|---|
| 工事の実施の指導監督 | 給水装置工事主任技術者 |
| 施工管理の責任者 | 給水装置工事主任技術者 |
| 配水管から分岐して水道メーターまでの作業 | 技能を有する者(別の役割) |
「技能を有する者」は、配水管からの分岐工事に従事させる者の話で、工事全体の指導監督をする立場ではありません。役割が別なので、ここに入れると誤りになります。
詳細は給水装置工事の工程管理とは?事前準備は現地調査・工程表はバーチャートで扱っています。
工程管理は一般的にどう大別されるか。
計画・実施・管理の3つです。3つ目を「検査」とした選択肢は誤りでした。
計画の段階で手配し準備するのは誰か。
技術者や配管技能者を含む作業従事者です。作業主任者は労働安全衛生法で選任される特定の資格者で、別のものです。
工事は誰の指導監督のもとで実施するか。
給水装置工事主任技術者です。技能を有する者は配水管からの分岐工事に従事させる者で、役割が別です。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月