令和5年度 学科試験1 問22は、通常の使用状態において給水装置の浸出性能基準の適用対象外となる給水用具に関する問題です。4つから適当なものを1つ選びます。
対象外はふろ用の水栓です。
4つのうち3つは対象で、残る1つだけが対象外という構成です。決め手は器具の種類ではなく、飲用に供する水が接触するかです。
※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。
正解:選択肢2(ふろ用の水栓)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 洗面所の水栓は対象です |
| 2 | 正解 | ふろ用の水栓が対象外です |
| 3 | ×(誤り) | 継手類は対象です |
| 4 | ×(誤り) | バルブ類は対象です |
対象と対象外は、器具ごとに整理されています。
| 区分 | 主な器具 |
|---|---|
| 対象 | 台所用・洗面所用等の水栓/継手類/バルブ類/受水槽用ボールタップ/先止め式瞬間湯沸器及び貯湯湯沸器/浄水器/自動販売機/冷水機 |
| 対象外 | ふろ用・洗髪用・食器洗浄用等の水栓/洗浄弁/洗浄装置付き便座/散水栓/自動食器洗い器 |
水栓は対象、と一括りに覚えると引っかかります。この問題は、洗面所の水栓(対象)とふろ用の水栓(対象外)を同じ選択肢に並べています。
令和5年はこの3つを対象になる側として並べました。令和4年は組み合わせを選ばせる形で、対象外の2つを問うています。
この論点は年度ごとに出し方が変わります。
| 出題年度 | 形式 |
|---|---|
| 令和5年 | 対象外を1つ選ばせる(洗面所の水栓・継手類・バルブ類が対象) |
| 令和4年 | 対象外の組み合わせを選ばせる |
| 令和6年 | 「ふろ用、食器洗浄用の水栓も含まれる」とした肢が誤り |
洗浄弁・洗浄装置付便座・ロータンク用ボールタップも対象外で、こちらは水の汚染防止の問題のなかで3年度にわたり問われています。
詳細は浸出性能基準とは?対象外になる給水用具と末端で厳しくなる基準値で扱っています。
ふろ用の水栓は浸出性能基準の適用対象か。
対象外です。水栓であっても、飲用に供する水が接触しないためです。
継手類とバルブ類は対象か。
どちらも対象です。令和5年は洗面所の水栓とあわせて、対象になる側として並べられました。
対象になる意外な給水用具は何か。
受水槽用ボールタップ、冷水機、自動販売機です。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月