令和4年度 学科試験1 問18は、給水管及び給水用具の選定に関する穴埋め問題です。ア〜ウに入る語句の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。
正解は選択肢4です。ア=水道メーター/イ=緊急工事/ウ=水道事業者となります。
ウから入ると一番速く決まります。使用材料を指定するのは水道事業者で、厚生労働省ではありません。
※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。
正解:選択肢4(ア=水道メーター/イ=緊急工事/ウ=水道事業者)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | アを水道メーターとした点は正しいものの、イを応急給水、ウを厚生労働省としています |
| 2 | ×(誤り) | アを止水栓、ウを厚生労働省としています |
| 3 | ×(誤り) | アを止水栓、イを応急給水としています |
| 4 | 正解 | 水道メーター・緊急工事・水道事業者です |
ウの選択肢は2つしかなく、水道事業者か厚生労働省かです。
材料を指定するのは、その配水管を持っている水道事業者です。国が個々の材料を指定するわけではありません。ここが決まると選択肢は3と4に絞られます。
残るアは、止水栓か水道メーターかです。
| 空欄 | 入る語と、そう決まる理由 |
|---|---|
| ア(範囲の終点) | 水道メーター。水道事業者が材料を指定するのは、配水管への取付口から水道メーターまで |
| イ(目的) | 緊急工事。漏水時・災害時に掘って直す作業のこと。応急給水は水を配る話で、材料の指定とつながらない |
| ウ(指定する者) | 水道事業者 |
「漏水時及び災害時等の」に続くのは、水を配る話ではなく直す話です。材料がばらばらだと部品が合わず、掘ってから止まります。だから事業者が先に材料をそろえておきます。
この範囲は、別の年度では書き換えの対象になっています。
| 論点 | 正しい形 | 誤りとして出た形 |
|---|---|---|
| 受注したらどうするか | 水道事業者に確認する | 承認を得る(令和3年) |
承認を受けるのは工法・工期その他の工事上の条件のほうで、使用材料は確認します。施行規則第36条第3号が承認の対象を挙げていて、そこに使用材料はありません。
詳細は給水管及び給水用具の選定とは?材料は「確認」、工法は「承認」で扱っています。
水道事業者が使用材料を指定する範囲はどこからどこまでか。
配水管への取付口から水道メーターまでです。
材料を指定する目的は何か。
地震対策並びに漏水時及び災害時等の緊急工事を、円滑かつ効率的に行うためです。
受注したら使用材料は承認を得るのか。
確認します。「承認を得る」とした肢は令和3年に誤りとして出ています。承認の対象は工法、工期その他の工事上の条件です。
> 給水装置工事法のほかの論点は給水装置工事法のカテゴリにまとめています
法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月