給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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令和4年度 給水装置の概要 問47 を解説(管種ごとに継手が決まる)

令和4年度 学科試験2 問47は、給水管の継手に関する穴埋め問題です。ア〜エに入る語句の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

正解は選択肢3です。

4つの空欄が、4つの管種に1つずつ割り当てられています。管種と継手の対応表を持っていれば、どこからでも入れます。

※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。

正解:選択肢3(ア=EF/イ=プッシュオン/ウ=金属/エ=伸縮可とう式)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) イをRR、エをスライド式としています
2 ×(誤り) アを熱融着、ウをTS、エをスライド式としています
3 正解 EF・プッシュオン・金属・伸縮可とう式です
4 ×(誤り) アを熱融着、イをRR、ウをTSとしています
5 ×(誤り) イをRRとしています

この穴埋めのポイント(ここが正解)

管種と継手の対応を並べます。

管種 継手
架橋ポリエチレン管(ア)メカニカル式継手とEF(電気式熱融着)継手
ダクタイル鋳鉄管(イ)メカニカル継手、プッシュオン継手、フランジ継手の3種類
水道用ポリエチレン二層管(ウ)金属継手(インコアを打ち込み袋ナットで締める)
ステンレス鋼鋼管(エ)伸縮可とう式継手とプレス式継手

イが一番速く決まります。ダクタイル鋳鉄管の継手はメカニカル・プッシュオン・フランジの3系統で、RRはここに出てきません。

RRとTSは、どちらも硬質ポリ塩化ビニル管の接合です。別の管の継手を持ってきた形です。

紛れ込んだ語 本当はどこのものか
RR硬質ポリ塩化ビニル管のゴム輪による接合
TS硬質ポリ塩化ビニル管の接着剤による接合

ウの金属継手は、インコアを打ち込むのが目印です。この説明をポリブテン管に付けた肢が令和7年に誤りとして出ています。

エの伸縮可とう式継手は、埋設地盤の変動に対応するためのものです。ステンレス鋼鋼管の継手は伸縮可とう式・プレス式・圧縮式の3つで、スライド式は出てきません。

詳細はポリエチレン管とポリブテン管の違いは?継手の対応を整理で扱っています。

覚え方

  • 架橋ポリエチレン管=メカニカル式とEF/ダクタイル鋳鉄管=メカニカル・プッシュオン・フランジ
  • 水道用ポリエチレン二層管=金属継手(インコアを打ち込む)/ステンレス鋼鋼管=伸縮可とう式とプレス式
  • イが一番速く決まる。ダクタイル鋳鉄管にRRは出てこない
  • RRとTSはどちらも硬質ポリ塩化ビニル管の接合(RR=ゴム輪、TS=接着剤)。別の管から持ってきている
  • インコアを打ち込む金属継手は二層管のもの(ポリブテン管に付けた肢は令和7年に誤り)

理解度チェック

Q.

架橋ポリエチレン管の継手は何か。

メカニカル式継手とEF(電気式熱融着)継手です。

Q.

ダクタイル鋳鉄管の継手は何か。

給水装置では、メカニカル継手、プッシュオン継手、フランジ継手の3種類です。RRは出てきません。

Q.

インコアを打ち込む金属継手はどの管のものか。

水道用ポリエチレン二層管です。ポリブテン管に付けた肢は令和7年に誤りとして出ています。

> 給水装置の概要のほかの論点は給水装置の概要のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「令和4年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験2 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問47=(3))によります。設問文が「適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)3.8 配管工事。管種ごとの継手の種類は同項によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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