令和3年度 学科試験2 問58は、給水装置工事における使用材料に関する穴埋め問題です。ア〜エに入る語句の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。
正解は選択肢1です。
エから入ると速く決まります。使用材料は確認するもので、承認を得るものではありません。
※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。
正解:選択肢1(ア=災害等/イ=配水管への取付口/ウ=水道メーター/エ=に確認する)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | 正解 | 災害等・配水管への取付口・水道メーター・に確認するです |
| 2 | ×(誤り) | イを宅地内、エをの承認を得るとしています |
| 3 | ×(誤り) | アを品質不良、ウを末端の給水器具、エをの承認を得るとしています |
| 4 | ×(誤り) | アを品質不良、イを宅地内、エをの承認を得るとしています |
| 5 | ×(誤り) | ウを末端の給水器具としています |
エは、条文の作りで決まります。
水道法施行規則第36条第3号(要旨)
水道事業者の承認を受けた工法、工期その他の工事上の条件に適合するように当該工事を施行すること。
省令が承認の対象として挙げているのは、工法・工期その他の工事上の条件です。使用材料はここに書かれていません。
承認を受けるのは工法のほう、使用材料は確認するもの。この切り分けが答えです。
残る3つも、理由から決まります。
| 空欄 | 入る語と、そう決まる理由 |
|---|---|
| ア | 災害等。「損傷の復旧を迅速かつ適切に行えるように」と続くので、壊れる原因のほう |
| イ | 配水管への取付口。水道事業者が材料を指定するのは、自分の側の管につながる区間 |
| ウ | 水道メーター。指定の範囲の終点 |
イとウはセットで、この基準が及ぶ区間を示します。
材料がばらばらだと部品が合わず、掘ってから止まります。だから事業者が先に材料をそろえておきます。
この論点は、4年度で出ています。
| 書かれ方 | 正誤 | 出題年度 |
|---|---|---|
| 使用材料について水道事業者に確認する | 正 | 令和3年 |
| 使用材料について水道事業者の承認を得る | 誤 | 令和3年(誤りの選択肢) |
令和4年・令和5年・令和7年は、同じ範囲を別の空欄で問う形でした。
詳細は給水管及び給水用具の選定とは?材料は「確認」、工法は「承認」で扱っています。
使用材料は承認を得るのか、確認するのか。
確認します。承認の対象は工法、工期その他の工事上の条件で、使用材料はそこに挙げられていません。
水道事業者が材料を指定する範囲は。
配水管への取付口から水道メーターまでです。
なぜ材料を指定するのか。
災害等による給水装置の損傷を防止し、損傷の復旧を迅速かつ適切に行えるようにするためです。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月