令和3年度 学科試験2 問56は、給水装置工事の施工管理に関する問題です。ア〜エの正誤の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。
この年は4つとも正しい肢でした。正解は選択肢5です。
誤りを探して見つからないときは、全部正しい選択肢があるかを確かめます。
※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。
正解:選択肢5(ア〜エすべて正)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 施工計画書には、施工体制、有資格者名簿、施工方法、品質管理項目及び方法、安全対策、緊急時の連絡体制と電話番号、実施工程表等を記載します |
| 2 | ○(正しい) | 水道事業者、需要者(発注者)等が常に施工状況の確認ができるよう、必要な資料、写真の取りまとめを行っておきます |
| 3 | ○(正しい) | 施工計画に基づく工程、作業時間、作業手順、交通規制等に沿って工事を施工し、必要の都度工事目的物の品質確認を実施します |
| 4 | ○(正しい) | 作業従事者、使用機器、施工手順、安全対策等に変更が生じたときは、その都度施工計画書を修正し、工事従事者に通知します |
施工計画書に書く項目は7つです。
| 記載する項目 | |
|---|---|
| 1 | 作業の責任を明確にした施工体制 |
| 2 | 有資格者名簿 |
| 3 | 施工方法 |
| 4 | 品質管理項目及び方法 |
| 5 | 安全対策 |
| 6 | 緊急時の連絡体制と電話番号 |
| 7 | 実施工程表 |
エの「その都度修正し、工事従事者に通知」が、この問題の要点です。
施工計画書は作って終わりではありません。現場が変われば、そのたびに直して、動く人に伝えます。
周知先は、繰り返し狙われます。
| 相手 | 何を伝えるか |
|---|---|
| 工事従事者 | 施工計画書の周知と、変更したときの通知 |
| 付近住民 | 工事着手に先立つ工事内容の説明 |
周知先を「付近住民」とした選択肢が、令和6年の穴埋めで誤りの組み合わせに並んでいます。
ウの品質確認は、必要の都度という点が要点です。埋めてしまえば見えなくなるので、工程の途中で確かめます。
詳細は給水装置工事の施工計画書とは?宅地内でも要るのか・誰に周知するのかで扱っています。
施工計画書には何を記載するか。
施工体制、有資格者名簿、施工方法、品質管理項目及び方法、安全対策、緊急時の連絡体制と電話番号、実施工程表等です。
作業従事者や施工手順に変更が生じたときは。
その都度施工計画書を修正し、工事従事者に通知します。
施工計画書は誰に周知するか。
工事従事者です。付近住民には工事着手に先立って工事内容を説明します。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月