令和3年度 学科試験2 問52は、水道メーターに関する問題です。ア〜エの正誤の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。
この年は4つとも正しい肢でした。正解は選択肢5です。
誤りを探して見つからないときは、全部正しい選択肢があるかを確かめます。
※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。
正解:選択肢5(ア〜エすべて正)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 計量方法は流速式(推測式)と容積式(実測式)に分類され、わが国で使用されている水道メーターはほとんどが流速式です |
| 2 | ○(正しい) | 許容流量範囲を超えて水を流すと正しい計量ができなくなるおそれがあるため、適正使用流量範囲、瞬時使用の許容流量等に十分留意して呼び径を決定します |
| 3 | ○(正しい) | 可逆式の水道メーターは、正方向と逆方向からの通過水量を計量する計量室を持ち、正方向は加算、逆方向は減算する構造です |
| 4 | ○(正しい) | 計量法に定める特定計量器の検定に合格したものを設置し、検定有効期間は8年間です |
アの分類は、呼び名が2組あります。
| 方式 | 測るもの | 別の呼び名 |
|---|---|---|
| 流速式 | 流れている水の流速を測定して流量に換算する | 推測式 |
| 容積式 | 水の体積を測定する | 実測式 |
直接は測らず流速から量を割り出すので「推測」、量そのものを測るので「実測」です。呼び名は測り方から来ています。
わが国で使用されているのは、ほとんどが流速式です。これを容積式に替えた肢は、令和5年と令和7年の2年度とも誤りでした。
分類の説明はどの年度も同じ文で、変えてくるのは最後の一語だけです。
エは、法律の名前が争点になります。
| 書かれ方 | 正誤 | 出題年度 |
|---|---|---|
| 計量法に定める特定計量器 | 正 | 令和3年・令和4年 |
| 水道法に定める特定計量器 | 誤 | 令和5年・令和6年 |
検定有効期間の8年という数字は、6年度分に1つも替えられていません。替えてくるのは法律の名前のほうです。
イの呼び径決定は、適正使用流量範囲と瞬時使用の許容流量の2つを見ます。許容流量範囲を超えて流すと、正しい計量ができなくなります。
詳細は流速式と容積式の違いは?推測式・実測式の呼び方と、日本でほとんどが流速式である理由で扱っています。
わが国で使用されている水道メーターはどちらが多いか。
ほとんどが流速式です。容積式とした肢は令和5年と令和7年に誤りとして出ています。
流速式と容積式の別の呼び名は。
流速式が推測式、容積式が実測式です。直接測らず流速から割り出すので推測、量そのものを測るので実測です。
水道メーターの検定の根拠は。
計量法です。検定有効期間は8年間です。水道法とした肢は令和5年と令和6年に誤りでした。
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参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月