令和2年度 学科試験1 問15は、水道メーターの設置に関する問題です。ア〜エの正誤の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。
誤りはイだけです。止水栓を設置してはならないとした点が誤りです。
取替え作業が容易にできる大きさとする、という前半は正しく書かれています。そこから「だから止水栓は置けない」と続けたところが違います。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢5(ア=正/イ=誤/ウ=正/エ=正)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 呼び径13〜40mmの場合は、金属製、プラスチック製又はコンクリート製等のメーターボックス(ます)とします |
| 2 | ×(誤り) | 止水栓は、維持管理上支障がないようメーターボックス(ます)又は専用の止水栓きょう内に収納します。「設置してはならない」とした点が誤りです |
| 3 | ○(正しい) | メーターに表示されている流水方向の矢印を確認した上で水平に取り付けます |
| 4 | ○(正しい) | 新築の集合住宅等の各戸メーターには、メーターバイパスユニットを使用する建物が多くなっています |
止水栓は、むしろ同じ場所に収めるものです。
「維持管理上支障がないよう、メーターボックス(ます)又は専用の止水栓きょう内に収納する」は、令和3年に正しい肢として出ています。
取替え作業のために大きさを確保することと、止水栓を置かないことは別の話です。前半の正しい理由から、成り立たない結論を引き出しています。
逆向きに取り付けると、正規の計量指針を表示しません。だから矢印を確認します。
取付け姿勢には例外が1つあります。
| 種類 | 取付け姿勢 |
|---|---|
| 羽根車式など | 水平に取り付ける |
| 電磁式 | 取付け姿勢が自由 |
| 条件 | ますの作り |
|---|---|
| 呼び径13〜40mm | 金属製、プラスチック製又はコンクリート製等 |
| 呼び径50mm以上 | コンクリートブロック、現場打ちコンクリート、金属製等で上部に鉄蓋 |
エのメーターバイパスユニットは、断水せずに取替えを行うためのものです。「ウォータハンマを回避するため」とした肢は、令和元年に誤りとして出ています。
詳細は水道メーターとは?設置の条件と接線流・軸流・電磁式の違いで扱っています。
メーターボックスに止水栓は置けるか。
置きます。維持管理上支障がないよう、メーターボックス(ます)又は専用の止水栓きょう内に収納します。
水道メーターの取付けで確認することは。
表示されている流水方向の矢印です。確認した上で水平に取り付けます。電磁式だけは取付け姿勢が自由です。
メーターバイパスユニットの目的は。
断水せずに取替えを行うことです。ウォータハンマの回避ではありません。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月