給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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令和2年度 給水装置工事法 問13 を解説(道路1.2mと宅地0.3m)

令和2年度 学科試験1 問13は、給水管の埋設深さ及び占用位置に関する穴埋め問題です。ア〜エに入る語句の組み合わせから、正しいものを1つ選びます。

この問題のポイント

入るのは1.2m・0.6m・道路管理者・0.3mです。

道路の数値は道路法施行令、宅地内の数値は標準として置かれたものです。出どころが違うので、混ぜないようにします。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢3(ア=1.2m/イ=0.6m/ウ=道路管理者/エ=0.3m)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) ア=1.5m/イ=0.9m/ウ=道路管理者/エ=0.5m
2 ×(誤り) ア=1.2m/イ=0.9m/ウ=水道事業者/エ=0.5m
3 正解 ア=1.2m/イ=0.6m/ウ=道路管理者/エ=0.3m
4 ×(誤り) ア=1.5m/イ=0.6m/ウ=水道事業者/エ=0.3m
5 ×(誤り) ア=1.2m/イ=0.9m/ウ=道路管理者/エ=0.5m

この問題のポイント(ここが正解)

ア・イは条文の数値です。

道路法施行令第11条の3第1項第2号ロ(要旨)

水管又はガス管の本線の頂部と路面との距離が1.2メートル(工事実施上やむを得ない場合にあっては0.6メートル)を超えていること。

2つとも「超えていること」にかかります。以上ではありません。

ウは相手を選ぶ空欄

土被りが取れないのは道路の中の話なので、相手は道路管理者です。

水道事業者が出てくる場面と分けて持ちます。

相手 話の中身
道路管理者土被り・占用位置・道路の使い方
水道事業者分岐の可否・使用材料・明示シートの仕様

エは桁が違う

場所 深さ
道路部分1.2m(やむを得ない場合0.6m)を超えること
宅地内0.3m以上を標準とする

1.2mと0.3mは4対1です。道路は車が通るので荷重が大きく、宅地内はそこまでの荷重を見込みません。

0.5mや0.9mが入っている選択肢は、この4対1の関係が崩れます。

詳細は給水管の埋設深さは何mか?道路1.2mと宅地0.3mの使い分けで扱っています。

覚え方

  • 道路は1.2m(やむを得ない場合0.6m)を超えること。宅地内は0.3m以上を標準
  • 1.2mと0.3mは4対1。道路は車の荷重があるぶん深い
  • ★条文は「超えていること」で、以上ではない
  • ★相手の分け方=土被り・占用位置は道路管理者/分岐の可否・使用材料は水道事業者
  • 根拠は道路法施行令第11条の3第1項第2号ロ

理解度チェック

Q.

道路部分の埋設深さの基準は。

水管の本線の頂部と路面との距離が1.2m、工事実施上やむを得ない場合は0.6mを超えていることです。

Q.

宅地内の埋設深さは。

荷重・衝撃等を考慮して0.3m以上を標準とします。

Q.

土被りが取れないときは誰と協議するか。

道路管理者です。道路の中の話だからです。

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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「令和2年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問13=(3))によります。設問文が「正しいものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 道路法施行令第11条の3第1項第2号ロ(e-Gov法令検索)。条文の引用は同法令によります。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」。宅地内における給水管の埋設深さ0.3m以上の標準は同資料によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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