令和2年度 学科試験2 問45は、給水用具に関する問題です。4つの記述から、不適当なものを1つ選びます。
誤りは選択肢3です。不凍栓類について、水を排出する側を流入側と書いています。
「配管の途中に設置し」「地中に排出して凍結を防止する」という枠も、挙げられている4つの器具名もそのままです。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢3
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | ホース接続型水栓は、吐水口空間が確保されない可能性があるため水栓本体内にばね等の有効な逆流防止機能を持つ逆止弁を内蔵しています |
| 2 | ○(正しい) | 大便器洗浄弁は洗浄管を介して大便器に直結され、瞬間的に多量の水を必要とするので配管は口径25mm以上とします |
| 3 | ×(誤り) | 不凍栓類について、排出する側を「流入側配管」とした記述が誤りとされました。 |
| 4 | ○(正しい) | 水道用コンセントは洗濯機、自動食器洗い機等との接続に用いる水栓で、壁から出っ張らず空間を有効に利用できます |
凍結防止で水を抜くのは、止水した先の側です。
同じ考え方は、寒冷地の水抜き用給水用具にも出ています。
令和2年 問26では、水抜き用の給水用具を「水道メーターの上流側に設置する」とした肢が誤りでした。正しくは下流側で、そこから先の配管の水を抜きます。
不凍栓類の説明も、同じところが動かされています。
| この肢に挙げられている器具 |
|---|
| 不凍給水栓 |
| 不凍水抜栓 |
| 不凍水栓柱 |
| 不凍バルブ |
器具名を見ても正誤は決まりません。動かされているのは、どちら側の水を排出するかだけです。
大便器洗浄弁は、瞬間的に多量の水を必要とします。だから配管は口径25mm以上です。
洗浄タンク式は水をためてから流すので、この条件が付きません。
詳細は洗浄弁と洗浄タンクの違いは?大便器の洗浄弁だけ桁が違う理由と給水装置の凍結防止とは?水抜き用給水用具はメータの下流側で扱っています。
不凍栓類の記述で誤りとされたのはどこか。
水を排出する側を「流入側配管」とした点です。
大便器洗浄弁の配管口径は。
25mm以上です。瞬間的に多量の水を必要とするためです。
ホース接続型水栓に逆止弁が内蔵されている理由は。
ホースを接続した場合に吐水口空間が確保されない可能性があるためです。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月