給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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令和元年度 給水装置工事法 問13 を解説(誤りは数値の1か所)

令和元年度 学科試験1 問13は、水道配水用ポリエチレン管のEF継手による接合に関する問題です。4つの記述から、不適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは選択肢2です。

4つとも手順としては実在する作業で、動かされているのは数値だけです。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢2

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 継手との管融着面の挿入範囲をマーキングし、この部分を専用工具(スクレーパ)で切削します
2 ×(誤り) 異物を取り除く範囲として示された「管端から200mm程度」が誤りとして出題されています。正しい数値は本記事では確定していません
3 ○(正しい) 管に挿入標線を記入後、継手をセットし、クランプを使って管と継手を固定します
4 ○(正しい) コントローラのコネクタを継手に接続のうえ、継手バーコードを読み取り通電を開始し、融着終了後、所定の時間冷却確認後、クランプを取り外します

選択肢2のポイント(ここが誤り)

この問題は、手順そのものは4つとも正しく並んでいます。

作業 動かされているもの
1スクレーパで切削なし
2異物をウエス等で取り除く範囲を示す数値
3クランプで固定なし
4通電・冷却・クランプ取り外しなし

工具の名前(スクレーパ・クランプ・コントローラ)も、部品の名前(インナーコア)も、順序も正しく書かれています。

読むべきなのは数値の1か所だけです。手順が正しく並んでいるほど、数値を読み飛ばしやすくなります。

EF継手そのものは、別の切り口でも出ます。

誤りとして出た形 出題年度
EF継手による接合は、異形管部分の離脱防止対策が必要令和5年

EF接合は接合部が一体化するので、離脱防止対策は不要です。

水道配水用ポリエチレン管は、分岐も接合もEF継手で行います。

詳細はポリエチレン管とポリブテン管の違いは?継手の対応を整理給水管の接合とは?外面樹脂被覆継手と防食テープ・EF継手の離脱防止で扱っています。

覚え方

  • 誤りは異物を取り除く範囲を示した数値の1か所だけ
  • 手順が正しく並んでいるほど数値を読み飛ばしやすい
  • 工具名(スクレーパ・クランプ・コントローラ)と部品名(インナーコア)と順序はすべて正しい
  • EF継手は接合部が一体化するので離脱防止対策は不要(必要とした肢は令和5年に誤り)
  • 水道配水用ポリエチレン管は分岐も接合もEF継手

理解度チェック

Q.

この問題で誤りにされたのはどの部分か。

異物を取り除く範囲を示した数値です。手順と工具名はすべて正しく書かれています。

Q.

EF継手に離脱防止対策は必要か。

不要です。EF接合により接合部が一体化するためで、必要とした肢は令和5年に誤りとして出ています。

Q.

融着後の手順は。

所定の時間冷却を確認してからクランプを取り外します。

> 給水装置工事法のほかの論点は給水装置工事法のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「令和元年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問13=(2))によります。設問文が「不適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。施工の手順・数値は同資料の記述によります。
  • 異物を取り除く範囲の正しい数値は、本記事で用いた資料の中に見あたりません。ここでは「管端から200mm程度」とした記述が誤りとして出題された事実だけを記載し、正しい数値には踏み込んでいません。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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