給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成30年度 給水装置施工管理法 問56 を解説(周知する相手は工事従事者)

平成30年度 学科試験2 問56は、給水装置工事の施工管理に関する穴埋め問題です。ア〜エに入る語句の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

入るのは施工計画書・工事従事者・安全対策・給水装置工事主任技術者です。

この科目は、中身より「相手」を見ます。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢3(ア=施工計画書/イ=工事従事者/ウ=安全対策/エ=給水装置工事主任技術者)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) ア=施工計画書/イ=付近住民/ウ=安全対策/エ=水道技術管理者
2 ×(誤り) ア=施工管理書/イ=工事従事者/ウ=品質管理/エ=水道技術管理者
3 正解 ア=施工計画書/イ=工事従事者/ウ=安全対策/エ=給水装置工事主任技術者
4 ×(誤り) ア=施工管理書/イ=付近住民/ウ=品質管理/エ=給水装置工事主任技術者

この問題のポイント(ここが正解)

周知する相手が2つ用意されています。

何を 誰に いつ
施工計画書工事従事者作成したら周知しておく
工事内容の具体的な説明付近住民工事着手に先立って

施工計画書は工事のやり方を書いたものなので、周知する相手は工事をする人です。

付近住民に説明するのは、工事の内容と協力のお願いです。2つは中身も相手も違います。

ウは労働災害を防ぐための語

設問文が「労働災害等を防止するための」と書いています。

労働災害を防ぐのは安全対策です。品質管理は、できあがったものが基準を満たすかを見るもので、災害の防止ではありません。

エは施工管理の責任者

立場 担当する場面
給水装置工事主任技術者給水装置工事の施工管理の責任者
水道技術管理者水道の管理について技術上の業務を担当(水道事業者の側)

水道技術管理者は水道事業者に置かれる人で、工事の施工管理の責任者ではありません。

詳細は給水装置工事の施工計画書とは?宅地内でも要るのか・誰に周知するのかで扱っています。

覚え方

  • 施工計画書を周知する相手は工事従事者。付近住民ではない
  • 付近住民に説明するのは工事内容で、工事着手に先立って行う。2つは中身も相手も違う
  • 労働災害等を防止するためのもの=安全対策。品質管理は基準を満たすかを見るもので災害の防止ではない
  • ★施工管理の責任者は給水装置工事主任技術者水道技術管理者は水道事業者の側
  • 工程管理とあわせて安全対策を行う

理解度チェック

Q.

施工計画書は誰に周知するか。

工事従事者です。付近住民に説明するのは工事内容で、着手に先立って行います。

Q.

労働災害等を防止するために行うのは。

安全対策です。品質管理ではありません。

Q.

給水装置工事の施工管理の責任者は誰か。

給水装置工事主任技術者です。水道技術管理者は水道事業者の側の立場です。

> 給水装置施工管理法のほかの論点は給水装置施工管理法のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成30年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験2 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問56=(3))によります。設問文が「適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」。施工計画書の作成と周知、施工管理の責任者は同資料によります。
  • 水道法第19条(水道技術管理者)(e-Gov法令検索)。条文の引用は同法令によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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