平成29年度 学科試験2 問59は、労働安全衛生に関する問題です。4つの記述から不適当なものを1つ選びます。
誤りは選択肢2です。地山の掘削作業主任者を選任するのは、掘削面の高さが2m以上となる場合です。
1.5mに下げています。カッコ書きの「ずい道及びたて坑以外の坑の掘削を除く」は条文どおりです。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢2
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 作業主任者の主な職務は、作業の方法を決定し作業を直接指揮すること、器具及び工具を点検し不良品を取り除くこと、保護帽及び安全靴等の使用状況を監視すること |
| 2 | 正解 | 掘削面の高さが1.5m以上となる地山の掘削作業について作業主任者を選任、としています。2m以上です |
| 3 | ○(正しい) | 換気できない場合等を除き、酸素欠乏危険作業を行う場所の空気中の酸素濃度を18%以上に保つように換気しなければならない |
| 4 | ○(正しい) | 酸素欠乏のおそれが生じたときは、直ちに作業を中止し労働者を退避させなければならない |
労働安全衛生法施行令 第6条第9号
掘削面の高さが二メートル以上となる地山の掘削(ずい道及びたて坑以外の坑の掘削を除く。)の作業(第十一号に掲げる作業を除く。)
この号に当たる作業では、地山の掘削作業主任者を選任しなければなりません。
肢はカッコ書きまで条文どおりに写したうえで、数字だけ1.5mに替えています。
| 場面 | 数値 |
|---|---|
| 地山の掘削作業主任者を選任する掘削面の高さ | 2m以上 |
| 酸素欠乏の定義/換気して保つ酸素濃度 | 18%(未満が酸素欠乏/18%以上に保つ) |
酸素は定義も換気の目標も同じ18%です。
「16%以上に保つように換気」とした肢は令和3年に誤りとして出ています。定義が18%未満なので、16%では酸素欠乏の状態のままです。
「爆発、酸化等を防止するため換気することができない場合又は作業の性質上換気することが著しく困難な場合を除き」という条件は、条文のただし書きです。
条件が付いているから正しい肢になります。
あわせて、換気に純酸素を使ってはいけません。
詳細は酸素欠乏危険作業とは?作業主任者の選任と換気は18パーセント以上で扱っています。
地山の掘削作業主任者はいつ選任するか。
掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削作業のときです。
酸素欠乏危険作業での換気の目標は。
空気中の酸素濃度を18%以上に保つことです。
換気に純酸素を使ってよいか。
使ってはなりません。
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参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月