給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成29年度 給水装置施工管理法 問55 を解説(原則は背面から)

平成29年度 学科試験2 問55は、公道上の作業現場における交通保安対策に関する問題です。4つの記述から不適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは選択肢2です。原則は交通流に対する背面から車両を出入りさせます。

交通流に平行する部分から出入りさせるのは、やむを得ない場合の扱いです。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢2

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 掘削土砂、工事用機械器具及び材料が交通の妨害・付近住民の迷惑・事故発生の原因にならないよう、現場付近は常に整理整頓しておく
2 正解 原則として交通流に平行する部分から車両を出入りさせなければならない、としています。原則は交通流に対する背面からです
3 ○(正しい) 道路上に設置した作業場内には、原則として作業に使用しない車両を駐車させてはならない
4 ○(正しい) 施工者は道路管理者及び所轄警察署長の指示するところに従い、道路標識、標示板等で必要なものを設置しなければならない

選択肢2のポイント(ここが誤り)

原則とやむを得ない場合が、そのまま入れ替えられています。

場合 出入りさせる位置
原則交通流に対する背面から
やむを得ない場合交通流に平行する部分から

背面から出入りすれば、走ってくる車の流れを横切らずに済みます。

この論点は言い換えが3通りあります。

誤りの書き方 出題年度
原則として交通流に平行する部分から平成29年 問55
交通流に対する正面から令和4年

背面を正面に替えるか、やむを得ない場合の扱いを原則に格上げするかの2通りです。

相手は2者そろって出てくる

選択肢4の道路管理者及び所轄警察署長は、どちらか一方に減らされることがあります。

道路のことは道路管理者、交通のことは警察署長で、標識の設置は両方が関わります。

詳細は給水装置工事の安全管理とは?「道路管理者」に置き換える誤りの型建設工事公衆災害防止対策要綱とは?公衆災害に当たるのはどれかで扱っています。

覚え方

  • 作業場への車両の出入りは、原則交通流に対する背面から
  • 交通流に平行する部分からはやむを得ない場合の扱い。原則に格上げすると誤り
  • ★理由=背面からなら走ってくる車の流れを横切らずに済む
  • ★誤りの書き方は2通り=正面に替える/やむを得ない場合を原則にする
  • 標識の設置は道路管理者及び所轄警察署長の指示による(片方に減らされる形もある)

理解度チェック

Q.

作業場への車両の出入りはどこから行うか。

原則として交通流に対する背面からです。

Q.

交通流に平行する部分から出入りできるのはどんなときか。

やむを得ない場合です。原則ではありません。

Q.

道路標識等は誰の指示に従って設置するか。

道路管理者及び所轄警察署長です。

> 給水装置施工管理法のほかの論点は給水装置施工管理法のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成29年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験2 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問55=(2))によります。設問文が「不適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 建設工事公衆災害防止対策要綱(国土交通省)。作業場への車両の出入り、作業場内の駐車、道路標識等の設置は同要綱によります。
  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「令和元年度」問57、「令和2年度」問60、「令和4年度」問59の各学科試験2 問題および各年度の正答番号。他年度の出題形は各年度の問題によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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