平成29年度 学科試験2 問45は、給水用具に関する語句の組み合わせを選ぶ問題です。4つから適当なものを1つ選びます。
入る語はア=二重式逆流防止器/イ=自重式逆流防止弁/ウ=単式逆流防止弁/エ=吸気弁です。
説明の中に、その器具でしか出てこない言葉が1つずつ入っています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢3
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | アは正しく二重式逆流防止器ですが、イをダイヤフラム式逆止弁、ウを減圧式逆流防止器としています |
| 2 | ×(誤り) | アを複式逆流防止弁、イをダイヤフラム式逆止弁、エを空気弁としています |
| 3 | 正解 | 二重式逆流防止器/自重式逆流防止弁/単式逆流防止弁/吸気弁 |
| 4 | ×(誤り) | アを複式逆流防止弁、ウを減圧式逆流防止器、エを空気弁としています |
| 空欄 | 決め手になる語 | 入る語 |
|---|---|---|
| ア | テストコックによる性能チェック/配管に取付けたまま弁体を交換できる | 二重式逆流防止器 |
| イ | 逆止弁体が自重と逆圧で弁座を閉じる | 自重式逆流防止弁 |
| ウ | 1個の弁体をばねで弁座に押しつける/I型とII型 | 単式逆流防止弁 |
| エ | 配管内に空気を導入して水抜きを円滑にする | 吸気弁 |
給水装置標準計画・施工方法(要旨)
二重式逆流防止器 複式逆止弁と同じ構造であるが、各逆止弁のテストコックによる性能チェック及び作動不良時の逆止弁の交換が、配管に取付けたままできる構造である。
複式逆流防止弁と二重式逆流防止器は構造が同じで、違うのはテストコックの有無だけです。
テストコックが出てきたら二重式です。
| 器具 | 弁体の数と特徴 |
|---|---|
| 単式逆流防止弁 | 1個の弁体をばねで弁座に押しつける。I型とII型がある |
| 減圧式逆流防止器 | 第1逆止弁と第2逆止弁に加えて、漏れ水を排水する逃し弁をもつ中間室 |
逃し弁が出てきたら減圧式です。設問の3にその語はないので、減圧式は入りません。
| 給水用具 | 空気の向き | 設置場所 |
|---|---|---|
| 空気弁 | 停滞した空気を出す | 管頂部 |
| 吸気弁 | 配管内に空気を入れる | 寒冷地の水抜き配管 |
設問のエは「空気を導入して」=入れる側なので吸気弁です。
凍結防止では、給水栓をハンドル操作で吸気をする構造とするか、吸気弁を設置します。
詳細は逆止弁とは?リフト式とスイング式の違いと種類を整理で扱っています。
テストコックがある逆流防止器は。
二重式逆流防止器です。複式逆止弁と構造は同じで、テストコックの有無が違います。
1個の弁体をばねで押しつける構造は。
単式逆流防止弁です。I型とII型があります。
水抜き配管で空気を導入する弁は。
吸気弁です。空気弁は逆に空気を出します。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月