平成29年度 学科試験2 問43は、浄水器に関する問題です。ア〜エの正誤の組み合わせから適当なものを1つ選びます。
誤りはアとエです。
アは濾過材を濾過膜に限定していますが、活性炭やイオン交換樹脂等もあります。エは単独で製造・販売され消費者が取り付けるものを給水用具としていますが、これは該当しません。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢1(ア誤 イ正 ウ正 エ誤)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | ア=濾過材は中空糸膜を中心とした濾過膜に限定されるとしています。活性炭、ろ過膜、イオン交換樹脂等が使用されます |
| 2 | ○(正しい) | イ=濾過材のカートリッジは有効期限を確認し、適切に交換することが必要 |
| 3 | ○(正しい) | ウ=残留塩素や濁度のほか、トリハロメタン等の微量有機物や鉛、臭気を減少させる性能を持つ製品がある |
| 4 | ×(誤り) | エ=浄水器単独で製造・販売され、消費者が取付けを行うものは給水用具に該当する、としています。該当しません |
| 売られ方 | 例 | 給水用具 |
|---|---|---|
| 浄水器と給水栓が一体として製造・販売 | ビルトイン形、アンダーシンク形 | 該当する |
| 浄水器単独で製造・販売し、消費者が取り付ける | 給水栓直結型、据え置き型 | 該当しない |
工場で給水栓と一緒に作られたものは、そのまま給水装置の一部になります。
買ってきて後から付けるものは、給水装置に含まれません。
令和6年は据置形を2つに分け、給水栓の上流側につなぐものは該当すると出ています。
濾過材には活性炭、ろ過膜、イオン交換樹脂等が使用されます。
この記述は令和4年に正しい肢として出ています。
複数あるものを1つに絞り込んだ書き方は、そこが誤りの合図です。
| 分類 | 対象 |
|---|---|
| 主目的 | 残留塩素等の溶存物質、濁度 |
| 製品によっては | トリハロメタン等の微量有機物、鉛、臭気 |
トリハロメタンは水質基準の項目でもあります。
詳細は浄水器とは?先止め式と元止め式で給水用具になるかが変わるで扱っています。
浄水器単独で売られ消費者が取り付けるものは給水用具か。
該当しません。給水栓と一体として製造・販売されたものが該当します。
浄水器の濾過材は何か。
活性炭、ろ過膜、イオン交換樹脂等です。濾過膜に限定されません。
浄水器は何を減らすか。
残留塩素等の溶存物質と濁度が主目的です。製品によってはトリハロメタン等の微量有機物や鉛、臭気も減らします。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月