平成29年度 学科試験2 問42は、給水管の接合及び継手に関する語句の組み合わせを選ぶ問題です。4つから適当なものを1つ選びます。
入る語はア=伸縮可とう式継手/イ=電気融着式継手/ウ=メカニカル式継手/エ=金属継手です。
管種ごとに継手が決まっています。対応表を1つ持っていれば、どこが空欄でも埋まります。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢4
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | アをプッシュオン継手、エを金属継手としています |
| 2 | ×(誤り) | アをプッシュオン継手、イを熱融着式継手としています |
| 3 | ×(誤り) | イを熱融着式継手、エを管端防食継手としています |
| 4 | 正解 | 伸縮可とう式継手/電気融着式継手/メカニカル式継手/金属継手 |
| 管種 | 継手 |
|---|---|
| ステンレス鋼鋼管 | 伸縮可とう式継手とプレス式継手 |
| 架橋ポリエチレン管 | メカニカル式継手と電気融着式継手 |
| 水道配水用ポリエチレン管 | 電気融着式継手、金属継手とメカニカル式継手 |
| ポリエチレン二層管 | 金属継手 |
給水装置標準計画・施工方法(要旨)
ステンレス鋼管の接合は、伸縮可とう式継手、プレス式継手、圧縮式継手等を使用する。(1)伸縮可とう式継手による接合 この継手は、埋設地盤の変動に対応できるように継手に伸縮可とう性を持たしたものである。
プッシュオン継手はダクタイル鋳鉄管の継手です。ステンレス鋼鋼管には出てきません。
名前が似ているので、まとめて覚えると取り違えます。
| 管種 | 目印 |
|---|---|
| 架橋ポリエチレン管 | メカニカル式継手+電気融着式継手 |
| 水道配水用ポリエチレン管 | 分岐も接合もEF継手(電気融着式継手)が基本。ほかに金属継手・メカニカル式継手 |
| ポリエチレン二層管 | 金属継手(インコアを打ち込む) |
インコアを打ち込む金属継手をポリブテン管の継手とした肢は、令和7年に誤りとして出ています。
金属継手はポリエチレン二層管のものです。
| 語 | 本来の管種 |
|---|---|
| プッシュオン継手 | ダクタイル鋳鉄管 |
| 管端防食継手 | ライニング鋼管(ねじ接合部の防食) |
| 熱融着式継手 | 電気融着式継手と別物。設問の空欄には入らない |
詳細はステンレス鋼管とは?薄肉でも強度が優れる理由と波状管との違いとポリエチレン管とポリブテン管の違いは?継手の対応を整理で扱っています。
ステンレス鋼鋼管の継手は。
伸縮可とう式継手とプレス式継手です。
ポリエチレン二層管の継手は。
金属継手です。インコアを打ち込みます。
伸縮可とう式継手は何のための継手か。
埋設地盤の変動に対応できるよう、継手に伸縮可とう性を持たせたものです。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月