給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成27年度 給水装置施工管理法 問59 を解説(酸素の数字は18%だけ)

平成27年度 学科試験2 問59は、労働安全衛生に関する問題です。4つの肢から不適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは選択肢3です。換気して保つ酸素濃度は18%以上です。

肢は15%以上としています。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢3

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削作業については地山の掘削作業主任者を選任する
2 ○(正しい) 地山の掘削作業主任者の職務は、作業の方法を決定し作業を直接指揮すること、器具及び工具を点検し不良品を取り除くこと、安全帯等及び保護帽の使用状況を監視すること
3 ×(誤り) 酸素欠乏危険作業を行う場所の空気中の酸素濃度を15%以上に保つように換気する、としています。18%以上です
4 ○(正しい) 酸素欠乏のおそれが生じたときは直ちに作業を中止し、労働者をその場所から退避させる

選択肢3のポイント(ここが誤り)

酸素の数字は18%の1つだけ

場面 数値
酸素欠乏の定義空気中の酸素濃度が18%未満
換気して保つ濃度18%以上

定義が18%未満なのですから、換気で保つ濃度も18%以上でなければ意味がありません。

2つは同じ数字です。

令和3年 問36では16%以上とした肢が、平成27年 問59では15%以上とした肢が、それぞれ誤りとして出ています。

下げる方向にだけ替えてきます。

詳細は酸素欠乏危険作業とは?作業主任者の選任と換気は18パーセント以上で扱っています。

選択肢1の2mは掘削面の高さ

条件 選任するもの
掘削面の高さが2m以上の地山の掘削地山の掘削作業主任者

ずい道及びたて坑以外の坑の掘削は除かれます。

選択肢2は「直接指揮」

作業主任者の職務は3つ並んでいます。

職務 中身
作業の方法決定し、作業を直接指揮する
器具及び工具点検し、不良品を取り除く
安全帯等及び保護帽使用状況を監視する

「直接」が抜けると、決めるだけの立場に変わります。

覚え方

  • 換気して保つ酸素濃度は18%以上15%・16%はどちらも誤り
  • 酸素欠乏の定義(18%未満)と換気で保つ濃度(18%以上)は同じ数字
  • 掘削面の高さが2m以上の地山の掘削で地山の掘削作業主任者を選任する
  • 作業主任者は作業の方法を決定し作業を直接指揮する

理解度チェック

Q.

酸素欠乏危険作業での換気は酸素濃度を何%以上に保つか。

18%以上です。

Q.

地山の掘削作業主任者を選任するのはどんな場合か。

掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削作業の場合です。

Q.

酸素欠乏のおそれが生じたときは。

直ちに作業を中止し、労働者をその場所から退避させます。

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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成27年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験2 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問59=(3))によります。設問文が「不適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 労働安全衛生法施行令第6条(作業主任者を選任すべき作業)、酸素欠乏症等防止規則第5条(換気)(e-Gov法令検索)。条文の引用は同法令によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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