給水装置工事主任技術者 独学ガイド

  1. HOME
  2. 給水装置施工管理法
  3. > 平成27年度 問57

平成27年度 給水装置施工管理法 問57 を解説(埋設物の相手は埋設物管理者)

平成27年度 学科試験2 問57は、公道における給水装置工事の安全管理に関する問題です。ア〜エの正誤の組み合わせから適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りはイとエです。

どちらも相手が「道路管理者」になっています。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢4(ア正 イ誤 ウ正 エ誤)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) ア=火気に弱い埋設物等に接近する場合は火気を伴う機械器具を使用しない。やむを得ない場合は当該埋設物管理者と協議し保安上必要な措置を講じてから使用する
2 ×(誤り) イ=接近する埋設物がある場合は道路管理者に立会いを求めその位置を確認する、としています。埋設物管理者です
3 ○(正しい) ウ=掘削部分に各種埋設物が露出する場合は防護協定などを順守して措置し、当該埋設物管理者と協議のうえ適切な表示を行う
4 ×(誤り) エ=埋設物に接近して掘削する場合は道路管理者と協議のうえ必要に応じて防護措置を講じる、としています。埋設物管理者です

この問題のポイント(ここが誤り)

同じ問の中に正しい相手が書いてある

記述 場面 肢に書かれた相手
火気を伴う機械器具をやむを得ず使う埋設物管理者(
立会いを求め位置を確認する道路管理者(誤)
露出した埋設物に表示を行う埋設物管理者(
接近して掘削するときの防護措置道路管理者(誤)

ア・ウとイ・エで相手が食い違っています。どちらかが誤りだと、読み比べるだけで分かります。

相手の使い分け

対象 相手
地下埋設物(立会い・位置の確認・防護措置)埋設物管理者
道路(占用・掘削・埋戻し)道路管理者
交通(道路使用)所轄警察署長
給水装置(材料・工法)水道事業者

平成28年 問60でも、埋設物に接近して掘削する場合の協議相手を道路管理者とした肢が誤りになっています。

同じ入れ替えが繰り返し出ています。

詳細は給水装置工事の安全管理とは?「道路管理者」に置き換える誤りの型で扱っています。

アは「ただし書き」まで読む

アは、まず火気を伴う機械器具を使用しないと述べています。

そのうえで、やむを得ない場合の手順が続きます。

手順が定められている行為は、全面的に禁じられているわけではありません。

覚え方

  • 埋設物の立会い・位置の確認・防護措置の相手は埋設物管理者。道路管理者ではない
  • ★相手の使い分け=埋設物は埋設物管理者/道路は道路管理者/交通は所轄警察署長/給水装置は水道事業者
  • 同じ問の中で相手が食い違っていたら、そこが狙われている
  • ★火気を伴う機械器具はやむを得ない場合の手順が定められている。全面禁止ではない

理解度チェック

Q.

接近する埋設物がある場合、立会いを求める相手は。

埋設物管理者です。

Q.

埋設物に接近して掘削する場合、防護措置は誰と協議するか。

埋設物管理者です。

Q.

火気を伴う機械器具は絶対に使えないのか。

やむを得ない場合は、当該埋設物管理者と協議し保安上必要な措置を講じてから使用します。

> 給水装置施工管理法のほかの論点は給水装置施工管理法のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成27年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験2 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問57=(4))によります。設問文が「適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。公道における安全管理、埋設物への接近時の協議と立会い、露出した埋設物の表示は同資料によります。
T

この記事を書いた人

T

給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

▼平成27年度 給水装置工事主任技術者試験▼

▼カテゴリ一覧▼

T

T

給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、一次資料にあたって整理しています。

Topへ >>