平成27年度 学科試験1 問26は、クロスコネクション及び水の汚染防止に関する問題です。ア〜エの正誤の組み合わせから適当なものを1つ選びます。
誤りはイとエです。
イは受水槽以下の配管との接続を対象から外しています。エは接着剤やシール材で臭いが発生しないと言い切っています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢1(ア正 イ誤 ウ正 エ誤)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | ア=仕切弁や逆止弁が介在しても、また一時的な仮設であっても直接連結することは絶対に行ってはならない |
| 2 | ×(誤り) | イ=受水槽以下の配管との接続はクロスコネクションとはいえない、としています。これもクロスコネクションです |
| 3 | ○(正しい) | ウ=合成樹脂管は有機溶剤などに侵されやすいので、おそれがある箇所には使用せず、やむを得ず使用する場合はさや管などで防護する |
| 4 | ×(誤り) | エ=接着剤やシール材等は水道水に混入しても油臭、薬品臭等が発生することはない、としています |
標準計画が挙げる例示に、受水槽以下の配管がはっきり入っています。
| 分類 | 接続されやすい配管 |
|---|---|
| 別系統の水 | 井戸水・工業用水・再生利用水の配管/受水槽以下の配管/プール、浴場等の循環用の配管 |
| 設備側 | 水道水以外の給湯配管/水道水以外のスプリンクラ配管/ポンプの呼び水配管/冷凍機の冷却水配管 |
| 排水系 | 雨水管/その他排水管等 |
受水槽を通った水は水道事業者の管理を離れています。
だから給水装置につなぎ戻してはいけません。
| 肢の書き方 | 出題年度と判定 |
|---|---|
| 油臭、薬品臭等が発生する場合があるので必要最小限の使用量とする | 平成29年 問25=正しい |
| 油臭、薬品臭等が発生することはない | 平成27年 問26エ=誤り |
同じ論点を、肯定形と否定形で出し分けています。
発生するからこそ、使用量を必要最小限にします。
仕切弁でも逆止弁でも一時的な仮設でも、直接連結は絶対に行ってはなりません。
基準が禁じているのは「直接連結すること」そのものです。
逆流を防ぐ装置を付けたかどうかは条件になっていません。
詳細はクロスコネクションとは?逆止弁を付ければつないでよいのかと水道水の汚染防止とは?さや管が効くのは油類・汚染源は離して配管で扱っています。
受水槽以下の配管との接続はクロスコネクションか。
該当します。標準計画の例示に入っています。
逆止弁を介在させればつないでよいか。
いけません。仕切弁でも一時的な仮設でも直接連結は行えません。
接着剤やシール材の使用量は。
油臭、薬品臭等が発生する場合があるので必要最小限とします。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月