平成27年度 学科試験1 問13は、給水管の浅層埋設に関する問題です。4つの記述から不適当なものを1つ選びます。
誤りは選択肢1です。浅層埋設の適用対象となる硬質ポリ塩化ビニル管の口径を「200mm以下」とした点が誤りとして出題されています。
残る3つは、いずれも道路管理者との関わりを述べたものです。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢1
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | 正解 | 適用対象となる硬質ポリ塩化ビニル管を口径200mm以下のものである、としています |
| 2 | ○(正しい) | 各都市の道路管理者の対応は、それぞれの地域の実情に合わせて一定の基準を設けて実施している |
| 3 | ○(正しい) | 道路を縦断して埋設する場合は、他の埋設物への影響及び占用離隔に注意し、道路管理者が許可した占用位置に配管する |
| 4 | ○(正しい) | 適用対象となる管種及び口径の使用にあたっては、道路管理者に確認のうえ、埋設深さを可能な限り浅くする |
この問題は、4つの肢すべてに道路管理者が関わります。
| 肢 | 道路管理者との関わり |
|---|---|
| 2 | 各都市の道路管理者が一定の基準を設けている |
| 3 | 道路管理者が許可した占用位置に配管する |
| 4 | 埋設深さについて道路管理者に確認する |
浅層埋設は道路の下の話なので、相手は道路管理者です。
ここを水道事業者に替える形も作れますが、この年は替えられていません。
誤りは、対象となる管の口径という数値の側に置かれています。
浅層埋設は埋設工事の効率化、工期の短縮及びコスト縮減等を目的として運用が開始されました。
浅く埋められれば、掘る量が減ります。
| 0.3mが指すもの | 判定 |
|---|---|
| 宅地内の埋設深さの標準 | 正しい |
| 浅層埋設の歩道部の値 | 誤り(令和元年 問12) |
令和元年 問12では、同じ問題の中に正しい0.3m(宅地内)と誤りの0.3m(浅層埋設の歩道部)が並んでいました。
数値が同じでも、どこの値かで正誤が変わります。
詳細は給水管の埋設深さは何mか?道路1.2mと宅地0.3mの使い分けで扱っています。
浅層埋設で確認する相手は誰か。
道路管理者です。
浅層埋設は何のための制度か。
埋設工事の効率化、工期の短縮及びコスト縮減等が目的です。
0.3mはどこの値か。
宅地内の埋設深さの標準です。浅層埋設の歩道部の値ではありません。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月