給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成27年度 給水装置計画論 問34 を解説(主と従が逆)

平成27年度 学科試験1 問34は、給水装置工事の図面作成に関する問題です。4つの記述から不適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは選択肢1です。作成する図面の主と従を入れ替えた点が誤りとして出題されています。

残る3つは、縮尺・方位・分け方の話です。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢1

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 正解 計画、施行に際しては立面図を、また必要に応じて平面図や詳細図を作成する、としています
2 ○(正しい) 平面図は、縮尺1/100〜1/500の範囲で作成する
3 ○(正しい) 作図にあたっては必ず方位を記入し、北の方向を上にすることを原則とする
4 ○(正しい) 受水槽式給水の場合の図面は、直結給水部分と受水槽以下に分ける

選択肢1のポイント(ここが誤り)

選択肢2が答えを教えている

同じ問題の選択肢2は「平面図は、縮尺1/100〜1/500の範囲で作成する」と書いています。

縮尺の決まりがあるのは平面図のほうです。

基本になる図でなければ、縮尺の範囲は定められません。

詳細図の定義からも決まる

詳細図(資料の要旨)

平面図で表すことのできない部分に関して、縮尺の変更による拡大図等により図示し、この図を詳細図という。

詳細図は「平面図で表せない部分」を補うものです。

補われる側の平面図が基本にあることが、この定義から分かります。

平成28年 問35でも、この定義が正しい肢として出ています。

同じ問題の中に手がかりがある

書いていること
1立面図を作成し、必要に応じて平面図
2平面図は縮尺1/100〜1/500で作成する

肢1と肢2で、平面図の位置づけが食い違っています。

どちらかが誤りだと、問題の中だけで気づけます。

受水槽式は2つに分ける

受水槽式給水の場合の図面は、直結給水部分受水槽以下に分けます。

受水槽で配水系統と縁が切れるので、図面も分かれます。

詳細は給水装置工事主任技術者の職務とは?必ず現場に立ち会う義務はあるのかで扱っています。

覚え方

  • 図面は平面図が基本。詳細図は平面図で表せない部分を補うもの
  • 同じ問題の選択肢2(平面図の縮尺1/100〜1/500)が答えを教えている
  • 肢1と肢2で平面図の位置づけが食い違う=問題の中だけで気づける
  • ★方位は必ず記入し北の方向を上にする
  • 受水槽式の図面は直結給水部分と受水槽以下に分ける

理解度チェック

Q.

給水装置工事で基本になる図面は。

平面図です。必要に応じて立面図や詳細図を作成します。

Q.

平面図の縮尺は。

1/100〜1/500の範囲です。

Q.

受水槽式給水の図面はどう分けるか。

直結給水部分と受水槽以下に分けます。

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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成27年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問34=(1))によります。設問文が「不適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。給水装置工事の図面作成、縮尺、方位の記入、詳細図、受水槽式の図面は同資料によります。
  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成28年度 学科試験1 問題」問35および同年度の正答番号。詳細図の定義が正しい肢として出ていることは同問によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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