給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成26年度 給水装置の構造及び性能 問27 を解説(測る起点は越流面と壁)

平成26年度 問27は、給水管の呼び径が25mm以下のものについて、確保しなければならない吐水口空間を表す距離を図から選ぶ問題です。4つの組み合わせから適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

正しい組み合わせは選択肢4(BとD)です。

吐水口空間は、越流面から測る距離と、近接壁から測る距離の2つで決まります。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢4(BとD)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) AとC
2 ×(誤り) AとD
3 ×(誤り) BとC
4 正解 BとD

選択肢4のポイント(ここが正解)

呼び径25mm以下は2つの距離で決まる

測る距離 起点
垂直距離水受け容器の越流面から吐水口の中心まで
水平距離近接壁から吐水口の中心まで

垂直方向の起点は「越流面」です。水受け容器の底でも、たまっている水の面でもありません。

越流面は、水があふれ出す高さのことです。

この問題は、図の中に越流面以外の高さも描き込んで、どこから測るかを問うています。

呼び径で扱いが変わる

呼び径 数値の決め方
25mm以下呼び径の区分ごとにで定められている
25mmを超える近接壁の影響の有無で分けて計算する

この問題は25mm以下なので、表を引く側です。

本記事では、図に描かれたA〜Dの位置関係は再現していません。

詳細は吐水口空間とは?越流面から測る距離と呼び径ごとの数値で扱っています。

覚え方

  • 吐水口空間の起点=越流面からの垂直距離と近接壁からの水平距離
  • 越流面=水があふれ出す高さ。容器の底でも水面でもない
  • 呼び径25mm以下は表を引く/25mmを超えると計算する
  • 図には越流面以外の高さも描き込まれる。どこから測るかを先に決める

理解度チェック

Q.

吐水口空間の垂直距離はどこから測るか。

水受け容器の越流面から吐水口の中心までです。

Q.

水平距離はどこから測るか。

近接壁から吐水口の中心までです。

Q.

呼び径25mm以下の吐水口空間はどう決めるか。

呼び径の区分ごとに定められた表を引きます。

> 給水装置の構造及び性能のほかの論点は給水装置の構造及び性能のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成26年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問27=(4))によります。設問文が「適当なものの組み合わせはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 給水装置の構造及び材質の基準に関する省令 第5条(逆流防止性能基準)別表第二・別表第三(吐水口空間)(e-Gov法令検索)。条文の引用は同省令によります。
  • 本記事は設問に添えられた図を再現していません。図中のA〜Dの位置関係には踏み込まず、吐水口空間を測る起点(越流面と近接壁)と、呼び径による決め方の違いのみを扱っています。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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