給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成25年度 給水装置工事法 問20 を解説(ねじは平行でなくテーパ)

平成25年度 問20は、給水管の接合に関する問題です。4つの肢から不適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは選択肢3です。ライニング鋼管の接合に使用するねじの規格は管用テーパねじです。

肢は管用平行ねじとしています。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢3

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 水道配水用ポリエチレン管の融着作業中は、EF接続部に水が付着しないようポンプによる十分な排水、雨天時はテントによる雨よけ等の対策を講じる
2 ○(正しい) ポリエチレン二層管の接合は専用の継手を使用し、使用継手ごとに適した方法により確実に行う
3 ×(誤り) ライニング鋼管の接合に使用するねじの規格として管用平行ねじが定められている、としています。管用テーパねじです
4 ○(正しい) 硬質ポリ塩化ビニル管のTS接合は接合後の静置時間を十分に取り、この間は接合部に引っ張り及び曲げの力を加えてはならない

選択肢3のポイント(ここが誤り)

ねじの形が違う

ねじの規格 判定
管用テーパねじこれが正しい
管用平行ねじこの肢は誤りとして出ています

テーパねじは先細りの形で、締め込むほどねじ山どうしが密着します。

水を漏らさないためのねじなので、平行では締まりきりません。

詳細はライニング鋼管とは?管端防食が要る理由と強度・耐食性の分担で扱っています。

選択肢1は水を嫌う接合

気をつけること
水道配水用ポリエチレン管(EF接続)接続部に水が付着しないようにする

電気で樹脂を溶かしてつなぐので、水が付いていると熱が逃げます。

だからポンプで排水し、雨天時はテントで雨よけをします。

詳細はポリエチレン管とポリブテン管の違いは?継手の対応を整理で扱っています。

選択肢4は待つ接合

TS接合 すること
接合後静置時間を十分に取る
その間引っ張り及び曲げの力を加えない

接着剤が固まるまで動かさない、ということです。

詳細は硬質ポリ塩化ビニル管とは?耐衝撃性・耐熱性との違いと接着後24時間で扱っています。

覚え方

  • ライニング鋼管の接合に使うねじは管用テーパねじ管用平行ねじではない
  • テーパは先細りで、締め込むほど密着する。だから水を漏らさない
  • EF接続は接続部に水が付着しないようにする(ポンプで排水・雨天時はテント)
  • TS接合は静置時間を取り、その間は引っ張り及び曲げの力を加えない

理解度チェック

Q.

ライニング鋼管の接合に使うねじの規格は。

管用テーパねじです。

Q.

EF接続で気をつけることは。

接続部に水が付着しないようにすることです。

Q.

TS接合の後にしてはいけないことは。

静置時間の間に接合部へ引っ張りや曲げの力を加えることです。

> 給水装置工事法のほかの論点は給水装置工事法のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成25年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問20=(3))によります。設問文が「不適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。管種ごとの接合方法、EF接続の留意点、TS接合の静置時間は同資料によります。
  • ライニング鋼管の接合に使用するねじの規格名について、手元の資料に該当する記述は見あたりません。本記事は「管用平行ねじ」が誤りとして出題された事実によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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