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レベルの視準線を点検するため、不等距離法(杭打ち調整法)で観測した結果から、標尺IIの正しい読定値を求める計算問題です。
レベルの視準線を点検するために、レベルの位置A及びBにて観測を行い、表の結果を得た。この結果からレベルの視準線を調整するとき、レベルの位置Bにおいて標尺IIの読定値を幾らに調整すればよいか。最も近いものを次の中から選べ。ただし、読定誤差は考えないものとする。位置Aは標尺Iから15 m・標尺IIから15 m、位置Bは標尺Iから3 m・標尺IIから33 mの位置にある。
| レベルの位置 | 標尺Iの読定値(m) | 標尺IIの読定値(m) |
|---|---|---|
| A | 1.5906 | 1.5543 |
| B | 1.4079 | 1.3616 |
出典:国土地理院ウェブサイト「測量士・測量士補試験の試験問題及び解答例」(令和元年測量士補試験問題集 No.12)
STEP1:位置Aで真の比高を求める。位置Aは標尺I・IIまでが等距離(15 m)なので視準線誤差が相殺され、読定値の差がそのまま真の比高になります。
STEP2:位置Bの視準線誤差を求める。位置Bは標尺Iまで3 m・標尺IIまで33 m。視準線誤差は距離に比例するので、1 mあたりの誤差をeとすると、観測した比高は真の比高に距離差ぶんの誤差が乗ります。
STEP3:標尺II(33 m)の正しい読定値に直す。観測値から距離ぶんの誤差を取り除きます。
よって選択肢3です。
独学でここまでの整理がきついと感じたら、講義で手順から補うのが近道です。
等距離の位置Aで真の比高を確定→不等距離の位置Bで誤差を逆算の二段構えが定石です。誤差は遠い標尺ほど大きく乗るので、調整値は観測値より大きくなります。
問題:杭打ち調整法で真の比高を読み取れるのは、レベルをどこに置いたときか。
答え:2本の標尺から等距離の位置。
等距離なら視準線誤差が相殺されるからです。
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※ この記事の確認日:2026年6月
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正解:3(1.3726 m)
位置Aで真の比高を求め、位置Bの視準線誤差を取り除きます。