令和7年度 学科試験2 問49は、メーターユニットに関する問題です。4つの記述の正誤の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。
4つの肢が、それぞれ別の種類のメーターユニットを説明しています。誤りはイ(埋設用)だけです。
この問題は4肢すべてがメーターユニットの種類を問う独立問で、種類ごとの特徴を並べて覚える必要があります。
※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。
正解:選択肢2(ア=正/イ=誤/ウ=正/エ=正)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | メーターバイパスユニットは、メーターボックスと一体化しており、バイパス管の中にパイロット管が内蔵され、水が循環して停滞水とならない機構です |
| 2 | ×(誤り) | メーターユニット(埋設用)が戸建て住宅の水道メーター周りの給水用具を一体化したものであることは正しいものの、一体化されている部品の記述が誤りとされています |
| 3 | ○(正しい) | メーターカートリッジは、接続ねじ部にスプリングを内蔵したアダプタを取り付け、フレーム部に圧着方式で固定するメーターユニットです |
| 4 | ○(正しい) | 地上式複式メーターユニット(集合住宅用)は、検針の効率化と敷地の有効利用のため縦型でメーターボックス内に複数台の給水用具を一体化したものです |
種類ごとに目的が違います。
| 種類 | 要点 |
|---|---|
| メーターバイパスユニット | バイパス管の中にパイロット管を内蔵。水が循環して停滞水とならない |
| メーターユニット(埋設用) | 戸建て住宅のメーター周りの給水用具を一体化。メーターボックスと一体構造 |
| メーターカートリッジ | 接続ねじ部にスプリングを内蔵したアダプタ。フレーム部に圧着方式で固定 |
| 地上式複式メーターユニット(集合住宅用) | 縦型で複数台を一体化。検針の効率化と敷地の有効利用 |
アのバイパスユニットは目的が繰り返し問われます。パイロット管で水を循環させ停滞水を防ぐのが役目です。令和5年には目的を「ウォーターハンマーを回避するため」とした肢が誤りとして出ています。断水せずにメーターを交換できる点も特徴です。
イの埋設用については、誤りとされた構成部品について、正しい部品名を明示した資料が見あたりませんでした。そのため本記事では、この肢が誤りとして出題された事実のみを記します。
詳細は水道メーターとは?設置の条件と接線流・軸流・電磁式の違いで扱っています。
メーターバイパスユニットの機構と目的は。
バイパス管の中にパイロット管が内蔵され、水が循環して停滞水とならない機構です。目的を「ウォーターハンマー回避」とした肢は誤りでした。
メーターカートリッジはどう固定するか。
接続ねじ部にスプリングを内蔵したアダプタを取り付け、フレーム部に圧着方式で固定します。
地上式複式メーターユニットの目的は。
検針の効率化と敷地の有効利用です。縦型でメーターボックス内に複数台を一体化します。
> 給水装置の概要のほかの論点は給水装置の概要のカテゴリにまとめています
法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月