令和5年度 学科試験1 問30は、給水装置工事の基本調査に関する問題です。5つの記述の正誤の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。
誤りはアとイです。どちらも確認する相手が違います。
イは埋設物管理者に確認するものを道路管理者にしています。アは水道事業者に確認しない項目を混ぜています。
※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。
正解:選択肢4(ア=誤/イ=誤/ウ=正/エ=正)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 屋内配管と建築確認は、水道事業者への調査項目ではありません。これらを含めた点が誤りです |
| 2 | ×(誤り) | 埋設物の有無を確認するのは埋設物管理者です。「道路管理者」とした点が誤りです |
| 3 | ○(正しい) | 現地調査確認作業は、既設給水装置の有無、屋外配管、現場の施工環境などです |
| 4 | ○(正しい) | 給水装置工事の依頼を受けた場合は、現場の状況を把握するために必要な調査を行います |
調査項目は、確認する相手で4つに振り分けられています。
| 確認する相手 | 主な項目 |
|---|---|
| 工事申込者 | 工事場所/使用水量/屋内配管/工事に関する同意承諾の取得確認/建築確認 |
| 埋設物管理者 | 各種埋設物の有無(水道管・下水道管・ガス管・電気ケーブル・電話ケーブル等)/現場の施工環境 |
| 道路管理者 | 道路の状況 |
| 現地 | 既設給水装置の有無/屋外配管/現場の施工環境 |
埋設物は埋設物管理者、道路の状況は道路管理者。この2つを逆にした肢が繰り返し出ています。「水道管、下水道管、ガス管、電気ケーブル、電話ケーブル等の埋設物の有無を道路管理者に確認する」とした肢は、令和5年と令和7年の2年度とも誤りでした。
アは、水道事業者の欄に印がない項目を混ぜています。屋内配管と建築確認は工事申込者に確認するもので、水道事業者への調査項目ではありません。
ウの現地調査は、令和5年と令和7年に正しい肢として出ています。既設給水装置の有無・屋外配管・現場の施工環境の3つが並ぶ形です。
詳細は給水装置工事の基本調査とは?埋設物は誰に確認するのかで扱っています。
埋設物の有無は誰に確認するか。
埋設物管理者です。道路管理者とした肢は令和5年と令和7年の2年度とも誤りでした。
屋内配管や建築確認は誰に確認するか。
工事申込者です。水道事業者への調査項目に含めると誤りになります。
現地調査で確認するものを3つ挙げよ。
既設給水装置の有無、屋外配管、現場の施工環境などです。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月