令和5年度 学科試験2 問50は、水道メーターに関する問題です。5つの記述の正誤の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。
誤りはアとウです。
アは法律名を差し替えています。ウは前半の分類の説明は正しく、末尾の「ほとんどが◯◯式」だけが違います。
※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。
正解:選択肢5(ア=誤/イ=正/ウ=誤/エ=正)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 特定計量器の検定を定めているのは計量法です。「水道法に定める」とした点が誤りです |
| 2 | ○(正しい) | 許容流量範囲を超えて水を流すと正しい計量ができなくなるおそれがあるため、呼び径の決定にあたっては適正使用流量範囲、瞬時使用の許容流量等に十分留意します |
| 3 | ×(誤り) | 我が国で使用されている水道メーターは、ほとんどが流速式です。「容積式」とした点が誤りです |
| 4 | ○(正しい) | 遠隔指示装置は発信装置(又は記憶装置)、信号伝送部(ケーブル)及び受信器から構成されます |
ウは、前半と末尾で扱いが分かれます。
| 部分 | 中身 | 扱い |
|---|---|---|
| 前半 | 流速を測定して流量に換算する流速式(推測式)と、水の体積を測定する容積式(実測式)に分類される | 3年度とも一字も変わらない |
| 末尾 | 我が国で使用されているのはほとんどが◯◯式 | ここだけが替わる |
「ほとんどが容積式」とした肢は令和5年と令和7年の2年度とも誤りで、令和3年は「ほとんどが流速式」と書いて正しい肢でした。読むのは末尾だけで足ります。
流速式が主流なのは、日本で広く使われているのが羽根車式だからです。羽根車は水の流れで回るので、流速に着目する方式になります。
アの法律名も、この分野の定番です。
| 要素 | 正しい形 | 誤りとして出た形 |
|---|---|---|
| 検定の根拠 | 計量法 | 水道法(令和5年・令和6年) |
| 検定有効期間 | 8年 | (6年度で別の年数に替えた肢はない) |
替えてくるのは法律名で、8年という数字は動きません。
詳細は流速式と容積式の違いは?推測式・実測式の呼び方と、日本でほとんどが流速式である理由で扱っています。
我が国で使用されている水道メーターは、流速式と容積式のどちらが多いか。
ほとんどが流速式です。容積式とした肢は令和5年と令和7年の2年度とも誤りでした。
推測式・実測式はそれぞれどちらを指すか。
推測式が流速式、実測式が容積式です。換算して出すほうが推測です。
水道メーターの検定を定めているのはどの法律か。
計量法です。水道法とした肢は令和5年と令和6年に誤りでした。
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参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月