給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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令和4年度 給水装置施工管理法 問57 を解説(宅地内でも施工計画書)

令和4年度 学科試験2 問57は、宅地内での給水装置工事の施工管理に関する穴埋め問題です。ア〜ウに入る語句の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

正解は選択肢1です。

イから入ると速く決まります。宅地内の工事を頼むのは施主(需要者等)で、水道事業者ではありません。

※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。

正解:選択肢1(ア=末端給水用具/イ=施主(需要者等)/ウ=施工計画書)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 正解 末端給水用具・施主(需要者等)・施工計画書です
2 ×(誤り) イを水道事業者、ウを工程表としています
3 ×(誤り) ウを工程表としています
4 ×(誤り) アを建築物の外壁、イを水道事業者、ウを工程表としています
5 ×(誤り) アを建築物の外壁としています

この穴埋めのポイント(ここが正解)

3つとも、境目がどこかで決まります。

空欄 入る語と、そう決まる理由
ア(範囲)末端給水用具。給水装置は末端の給水用具までなので、宅地内の工事は水道メーター以降その末端まで
イ(依頼者)施主(需要者等)。宅地内の工事を頼むのは、その宅地の側
ウ(作るもの)施工計画書。工程管理・品質管理・安全管理は施工計画書に基づいて行う

アを「建築物の外壁」とすると、外壁から先の屋内配管が給水装置から外れてしまいます。給水装置は末端の給水用具までなので、外壁で切れません。

ウが最大の論点です。

給水装置標準計画・施工方法(要旨)

配水管からの分岐以降水道メーターまでの工事は道路上での工事を伴うため、施工計画書を作成して管理する。

この続きが、そのまま出題されています。

書かれ方 正誤 出題年度
水道メーター以降は宅地内なので施工計画書を作成する必要がない令和元年
水道メーター以降はその限りではない令和5年

道の上でも敷地の中でも、施工計画書は作ります。「道路上での工事を伴うため」という理由が書いてあると、道路上だけの話に読めてしまいますが、そうではありません。

詳細は給水装置工事の施工計画書とは?宅地内でも要るのか・誰に周知するのかで扱っています。

覚え方

  • 宅地内は水道メーター以降、末端給水用具まで/依頼するのは施主(需要者等)/作るのは施工計画書
  • 道の上でも敷地の中でも施工計画書は作る(不要とした肢は令和元年・令和5年の2年度とも誤り)
  • ★アを「建築物の外壁」とすると外壁から先の屋内配管が給水装置から外れる
  • ★イから入ると速い=宅地内の工事を頼むのは宅地の側
  • 施工計画書に基づいて工程管理・品質管理・安全管理を行う

理解度チェック

Q.

宅地内での給水装置工事の範囲は。

水道メーター以降、末端給水用具までです。

Q.

宅地内の工事は誰の依頼で実施するか。

施主(需要者等)です。工事の内容によっては建築業者等との調整が必要になります。

Q.

宅地内の工事でも施工計画書は要るか。

要ります。作成する必要がないとした肢は令和元年、その限りではないとした肢は令和5年に、どちらも誤りとして出ています。

> 給水装置施工管理法のほかの論点は給水装置施工管理法のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「令和4年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験2 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問57=(1))によります。設問文が「適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。施工計画書の作成と、それに基づく工程管理・品質管理・安全管理は同資料によります。
  • 宅地内工事の範囲(水道メーター以降末端給水用具まで)と依頼者(施主・需要者等)については、公表された正答番号から確定したものです(令和元年 問56、令和4年 問57、令和5年 問56)。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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