令和4年度 学科試験1 問12は、配水管からの分岐穿孔に関する問題です。5つの記述から、不適当なものを1つ選びます。
誤りは選択肢1です。
残る4つは、水圧試験・穿孔・防食コア・取扱説明書という別々の手順です。4つが正しいと分かれば、消去法で答えが出ます。
※ 問題文そのものは、公益財団法人 給水工事技術振興財団が公開している過去5年間の試験問題で確認できます。
正解:選択肢1
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 公表正答はこの記述を誤りとしています。詳細は下記の参考資料を参照してください |
| 2 | ○(正しい) | 割T字管の取り付け後、分岐部に水圧試験用治具を取り付けて加圧し、水圧試験を行います。負荷水圧は常用圧力+0.5MPa以下とし、最大1.25MPaです |
| 3 | ○(正しい) | 穿孔はストローク管理を確実に行い、穿孔中はハンドルの回転が重く感じ、センタードリルの穿孔が終了するとハンドルの回転は軽くなります |
| 4 | ○(正しい) | 防食コアを穿孔した孔にセットしたら拡張ナットをラチェットスパナで締め付け、規定量締付け後、拡張ナットを緩めます |
| 5 | ○(正しい) | 防食コアの挿入機及び防食コアは製造者及び機種等により取扱いが異なるので、必ず取扱説明書を読んで器具を使用します |
この問題で確実に押さえられるのは、正しい4つのほうです。
| 手順 | 中身 |
|---|---|
| 水圧試験 | 負荷水圧は常用圧力+0.5MPa以下とし、最大1.25MPa |
| 穿孔 | ストローク管理を確実に行う/穿孔中は重く、センタードリルの穿孔が終了すると軽くなる |
| 防食コア | 拡張ナットをラチェットスパナで締め付け、規定量締付け後に緩める |
| 器具の扱い | 製造者・機種で取扱いが異なるので必ず取扱説明書を読む |
水圧試験の数値は2つセットです。常用圧力に足す0.5MPaと、上限の1.25MPa。どちらか一方を動かす形が考えられます。
選択肢1について、1つ書き添えておきます。「配水管の管軸頂部にその中心線が来るように取り付け、給水管の取出し方向および管軸方向から見て傾きがないこと」という記述は、サドル付分水栓については正しい肢として出ています。
器具が変われば取り付け方も変わります。同じ文言でも、どの器具の話かで正誤が分かれる形です。
詳細はサドル付分水栓とは?穿孔ドリルの先端角118度と90〜100度の使い分けで扱っています。
割T字管の水圧試験の負荷水圧は。
常用圧力+0.5MPa以下とし、最大1.25MPaです。
穿孔中のハンドルの手ごたえはどう変わるか。
穿孔中は重く感じ、センタードリルの穿孔が終了するとハンドルの回転は軽くなります。
防食コアの拡張ナットはどう扱うか。
ラチェットスパナで締め付け、規定量締付け後に緩めます。
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参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月