令和2年度 学科試験1 問37は、労働安全衛生法施行令に規定する作業主任者を選任しなければならない作業に関する問題です。ア〜エの正誤の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。
誤りはアだけです。地山の掘削は掘削面の高さが2m以上です。
「掘削面の高さが」という書き方も、「地山の掘削の作業」という対象もそのままです。数字だけが下げてあります。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢1(ア=誤/イ=正/ウ=正/エ=正)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | 地山の掘削は、掘削面の高さが2m以上です。「1.5m以上」とした点が誤りです |
| 2 | ○(正しい) | 土止め支保工の切りばり又は腹おこしの取付け又は取外しの作業 |
| 3 | ○(正しい) | 酸素欠乏危険場所における作業 |
| 4 | ○(正しい) | つり足場、張り出し足場又は高さが5m以上の構造の足場の組み立て、解体又は変更の作業 |
4つの数値と条件は、政令に並んでいます。
| 作業 | 条件 |
|---|---|
| 地山の掘削 | 掘削面の高さが2m以上 |
| 土止め支保工 | 切りばり又は腹おこしの取付け・取外し(数値の条件なし) |
| 足場 | つり足場、張り出し足場、又は高さが5m以上 |
| 酸素欠乏危険場所 | (数値の条件なし) |
数値が付くのは2つだけです。だから狙われるのもその2つです。
| 誤りとして出た形 | 出題年度 |
|---|---|
| 地山の掘削を1.5m以上とする | 令和2年・令和6年・令和7年 |
| 足場を2m以上とする | 令和7年 |
どちらも数字を下げる方向です。対象を広げる形に見せてきます。
つり足場と張り出し足場には、高さの条件が付いていません。この2つは高さに関わらず対象です。
高さ5m以上というのは、それ以外の構造の足場についての条件です。
この分野は、選任の手続きも穴埋めで出ます。
| 項目 | 誰・何 |
|---|---|
| 対象となる作業を定める | 政令 |
| 免許を出す・技能講習を行う者を登録する | 都道府県労働局長 |
| 選任の手続きを定める | 厚生労働省令 |
厚生労働大臣を当てた選択肢が必ず用意されます。
詳細は酸素欠乏危険作業とは?作業主任者の選任と換気は18パーセント以上で扱っています。
地山の掘削で作業主任者が必要になるのは。
掘削面の高さが2m以上のときです。1.5m以上とした肢は3年度で誤りとして出ています。
足場はどんな場合に対象になるか。
つり足場、張り出し足場、又は高さが5m以上の構造の足場です。つり足場と張り出し足場には高さの条件がありません。
作業主任者の免許を出すのは誰か。
都道府県労働局長です。技能講習を行う者の登録も都道府県労働局長が行います。
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参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月