令和2年度 学科試験2 問52は、水道メーターに関する問題です。5つの記述から、不適当なものを1つ選びます。
誤りは選択肢5です。メーター一次側に安全弁を設置して流量を調整するという手当てが出てきます。
「許容流量範囲を超えて水を流すと、正しい計量ができなくなるおそれがある」という前半は正しく書かれています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢5
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 水道メーターは給水装置に取り付け、需要者が使用する水量を積算計量する計量器です |
| 2 | ○(正しい) | 計量水量は料金算定の基礎となるため、計量法に定める特定計量器の検定に合格したものを設置します |
| 3 | ○(正しい) | 計量方法は流速式と容積式に分類され、わが国で使用されているものはほとんどが流速式です |
| 4 | ○(正しい) | 検定有効期間が8年間であるため、その期間内に検定に合格したメーターと交換します |
| 5 | ×(誤り) | 許容流量範囲については、呼び径の決定に際して適正使用流量範囲や瞬時使用の許容流量に留意します。「メーター一次側に安全弁を設置して流量を許容範囲内に調整する」とした点が誤りです |
前半と後半で、話が入れ替わっています。
| 位置 | 中身 | 正誤 |
|---|---|---|
| 前半 | 許容流量範囲を超えると正しい計量ができなくなるおそれがある | そのとおり |
| 後半 | メーター一次側に安全弁を設置して流量を調整する | ここが誤り |
安全弁(逃し弁)は、設定圧力を超えたときに開いて圧力を逃す器具です。流量を許容範囲に収める器具ではありません。
許容流量範囲への手当ては、呼び径を決めるときに行います。
| 項目 | 狙われ方 |
|---|---|
| 検定有効期間8年 | 数字そのものは動かされていない |
| 計量法 | 替えてくるのは法律名のほう |
8年という数字を替えた肢は、これまでの年度に1つもありません。動くのは「計量法に定める特定計量器」という枠のほうです。
流速式は推測式、容積式は実測式とも呼ばれます。わが国のものは、ほとんどが流速式です。
詳細は水道メーターの検定有効期間は8年|計量法の特定計量器と交換の義務を整理と適正使用流量範囲と瞬時使用の許容流量|呼び径を決めるときに見る流量を整理で扱っています。
許容流量範囲を超えないためにどうするか。
呼び径を決めるときに、適正使用流量範囲や瞬時使用の許容流量に留意します。安全弁で調整するのではありません。
水道メーターの検定有効期間は。
8年間です。この数字を替えた肢は出ていません。
わが国の水道メーターはどの方式が多いか。
ほとんどが流速式です。流速式は推測式、容積式は実測式とも呼ばれます。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月