令和2年度 学科試験2 問48は、湯沸器に関する問題です。ア〜エの正誤の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。
誤りはイだけです。書かれている中身は潜熱回収型給湯器のもので、貯湯湯沸器のものではありません。
説明文そのものは、どこも間違っていません。付けられている器具の名前だけが違います。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢3(ア=正/イ=誤/ウ=正/エ=正)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 貯蔵湯沸器はボールタップを備えた器内の容器に貯水した水を一定温度に加熱するもので、水圧がかからないため設置場所でしかお湯を使えません |
| 2 | ×(誤り) | 排気する高温の燃焼ガスを再利用し、水を潜熱で温めた後に一次熱交換器で加温するのは、潜熱回収型給湯器です。貯湯湯沸器の説明としては誤りです |
| 3 | ○(正しい) | 瞬間湯沸器は、水が熱交換器を通過する間にガスバーナ等で加熱する構造で、元止め式と先止め式があります |
| 4 | ○(正しい) | 太陽熱利用貯湯湯沸器は、一般用貯湯湯沸器を本体とし、太陽集熱器に集熱された太陽熱を主たる熱源として水を加熱します |
熱源が違います。
| 給湯器 | 使う熱 |
|---|---|
| 潜熱回収型給湯器 | これまで排気していた約200℃の燃焼ガス |
| 自然冷媒ヒートポンプ給湯機 | 大気の熱 |
| 太陽熱利用貯湯湯沸器 | 太陽熱(太陽集熱器で集める) |
潜熱回収型は、順番も決まっています。まず水を潜熱で温めてから、従来の一次熱交換器で加温します。
この説明は令和3年 問42と令和4年 問52の2年度とも正しい肢として出ています。
令和6年 問51では、自然冷媒ヒートポンプ給湯機と入れ替える選択肢として並びました。令和2年は、貯湯湯沸器に付け替えています。
給水管が直結して槽内に貯えた水を加熱するもので、湯温に連動して燃料通路の開閉や電源の入り切りを自動で行います。
有圧のまま貯湯槽内に貯えるので、減圧弁及び安全弁(逃し弁)の設置が必須です。
詳細は湯沸器の種類は?瞬間・貯蔵・貯湯の違いとボイラーの扱いを整理で扱っています。
排気する燃焼ガスを再利用するのはどの給湯器か。
潜熱回収型給湯器です。令和2年はこの説明を貯湯湯沸器に付け替えた肢が誤りでした。
大気の熱を使うのはどれか。
自然冷媒ヒートポンプ給湯機です。
貯蔵湯沸器の特徴は。
ボールタップを備えた器内の容器に貯水した水を加熱するもので、水圧がかからないため設置場所でしかお湯を使えません。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月