給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成30年度 給水装置工事法 問13 を解説(道路のことは道路法)

平成30年度 学科試験1 問13は、給水管の埋設深さに関する穴埋め問題です。ア〜エに入る語句の組み合わせから、適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

入るのは道路法施行令・道路管理者・道路占用許可・0.3m以上です。

アからウまでは、すべて道路の側の語です。公道の下に管を埋める話なので、相手も根拠も道路の側になります。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢1(ア=道路法施行令/イ=道路管理者/ウ=道路占用許可/エ=0.3m以上)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 正解 ア=道路法施行令/イ=道路管理者/ウ=道路占用許可/エ=0.3m以上
2 ×(誤り) ア=水道法施行令/イ=所轄警察署/ウ=道路使用許可/エ=0.5m以上
3 ×(誤り) ア=水道法施行令/イ=道路管理者/ウ=道路使用許可/エ=0.3m以上
4 ×(誤り) ア=道路法施行令/イ=所轄警察署/ウ=道路占用許可/エ=0.5m以上

この問題のポイント(ここが正解)

2つの許可は、名前が似ていて相手が違います。

許可 相手 何のためか
道路占用許可道路管理者道路に継続して物件(管など)を置くため
道路使用許可所轄警察署長工事などで道路を使うため

埋設深さの条件は、管を置き続けることについての話です。だから道路占用許可のほうで、相手は道路管理者です。

アは根拠法令

公道下の埋設深さは道路法施行令第11条の3に置かれています。

水道法施行令ではありません。道路の使い方は道路の法律が決めます。

エは宅地内の標準

場所 深さ
公道下1.2m(やむを得ない場合0.6m)を超えること
宅地内0.3m以上を標準とする

1.2mと0.3mは4対1です。道路は車が通るので荷重が大きく、宅地内はそこまでの荷重を見込みません。

0.5mを入れた選択肢は、この4対1の関係が崩れます。

詳細は給水管の埋設深さは何mか?道路1.2mと宅地0.3mの使い分けで扱っています。

覚え方

  • 公道下の埋設深さは道路法施行令/相手は道路管理者道路占用許可/宅地内は0.3m以上
  • ★2つの許可を分ける=道路占用許可は道路管理者(物件を置き続ける)/道路使用許可は所轄警察署長(道路を使う)
  • 埋設深さは管を置き続ける話なので占用許可のほう
  • 公道下は道路法施行令。水道法施行令ではない
  • ★公道下1.2m(やむを得ない場合0.6m)と宅地内0.3mは4対1

理解度チェック

Q.

公道下の埋設深さはどの法令に規定されているか。

道路法施行令です。水道法施行令ではありません。

Q.

道路占用許可と道路使用許可の相手は。

道路占用許可は道路管理者、道路使用許可は所轄警察署長です。

Q.

宅地内の埋設深さは。

荷重、衝撃等を考慮して0.3m以上を標準とします。

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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成30年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問13=(1))によります。設問文が「適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 道路法施行令第11条の3第1項第2号ロ、道路法第32条(占用の許可)、道路交通法第77条(道路の使用の許可)(e-Gov法令検索)。条文の引用は同法令によります。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」。宅地内における給水管の埋設深さ0.3m以上の標準は同資料によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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