給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成30年度 給水装置計画論 問34 を解説(足してから曲線を選ぶ)

平成30年度 学科試験1 問34は、事務所ビル全体(6事務所)の同時使用水量を給水用具給水負荷単位により算定する問題です。4つから適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

手順は2段です。

まず表-1で単位数を足し、次に図-2でどちらの曲線を使うかを決めます。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢2

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) 128 L/分
2 正解 163 L/分
3 ×(誤り) 258 L/分
4 ×(誤り) 298 L/分

この問題のポイント(ここが正解)

1段目は足し算です。

設問の表-1には、給水用具ごとの器具給水負荷単位(公衆用)が並んでいます。

給水用具 器具給水負荷単位
大便器(洗浄タンク)5
小便器(洗浄タンク)3
洗面器(給水栓)2
事務室用流し(給水栓)3
掃除用流し(給水栓)4
1事務所あたりの合計17

設問は「6つの事務所に、それぞれ1栓ずつ設置されている」と書いています。

17 × 6 = 102単位

2段目はどちらの曲線を使うか

図-2には曲線が2本あります。

曲線 使う場面
曲線1大便器洗浄弁の多い場合
曲線2大便器洗浄タンクの多い場合

設問は大便器を「洗浄タンク」と指定しています。だから使うのは曲線2です。

曲線1を使うと、同じ単位数でも大きい値が出ます。

間違えやすいところ

つまずき 正しい見方
1事務所ぶんで読むビル全体なので6事務所ぶんを足す
曲線1を使う大便器が洗浄タンクなので曲線2

曲線の選び方は、設問の中に書かれています。大便器が洗浄タンクか洗浄弁か、そこを読み落とさないことです。

詳細は同時使用水量とは?一戸建て・集合住宅・事務所ビルで変わる6つの算定方法で扱っています。

覚え方

  • 手順は2段=表-1で単位数を足す→図-2で曲線を選んで読む
  • 1事務所17単位×6事務所=102単位(大便器5・小便器3・洗面器2・事務室用流し3・掃除用流し4)
  • ★曲線の選び方は設問に書かれている=曲線1は大便器洗浄弁、曲線2は大便器洗浄タンク
  • ビル全体なので6事務所ぶんを足す。1事務所ぶんで読まない
  • 曲線1を使うと同じ単位数でも大きい値が出る

理解度チェック

Q.

給水用具給水負荷単位の手順は。

表で単位数を足し、図の曲線から同時使用水量を読みます。

Q.

曲線1と曲線2はどう使い分けるか。

曲線1は大便器洗浄弁の多い場合、曲線2は大便器洗浄タンクの多い場合です。

Q.

この問題の単位数の合計は。

1事務所あたり17単位で、6事務所なので102単位です。

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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成30年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問34=(2))によります。設問文が「適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」。給水用具給水負荷単位による同時使用水量の算定方法は同資料によります。
  • 表-1の器具給水負荷単位は設問に明記された数値です。図-2(給水用具給水負荷単位による同時使用水量)は本記事で再現しておらず、曲線から読み取った値は記載していません。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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