平成29年度 学科試験1 問13は、公道における給水装置工事の現場管理に関する問題です。ア〜エの正誤の組み合わせから適当なものを1つ選びます。
誤りはアだけです。地下埋設物の近くを掘削するときに立ち会いを求める相手は、埋設物管理者です。
道路管理者ではありません。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢1(ア誤 イ正 ウ正 エ正)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ×(誤り) | ア=地下埋設物の近くを掘削する場合は道路管理者の立ち会いを求める、としています。立ち会いを求めるのは埋設物管理者です |
| 2 | ○(正しい) | イ=保安設備を設置し、必要に応じて保安要員(交通誘導員等)を配置する |
| 3 | ○(正しい) | ウ=掘削深さが1.5m以内であっても自立性に乏しい地山の場合は、適切な勾配を定めて断面を決定するか土留工を施す |
| 4 | ○(正しい) | エ=建設発生土や建設廃棄物等は、廃棄物処理法等に基づき工事施行者が適正かつ速やかに処理する |
相手が2種類あるので、片方に寄せた肢が作れます。
| 何について | 相手 |
|---|---|
| 地下埋設物(下水道・ガス・電気・電線等) | 埋設物管理者 |
| 道路(占用・掘削の許可など) | 道路管理者 |
掘って当たるものの持ち主に聞く、という並びです。ガス管が傷ついて困るのはガス事業者で、道路管理者ではありません。
| 出た形 | 出題年度 |
|---|---|
| 埋設物の立会いを道路管理者に置き換える | 平成29年 問13ア・令和3年 問59・令和5年 問58 |
| 埋設物管理者に確認する(正しい形) | 令和5年 問30・令和7年 問30 |
学科試験1でも学科試験2でも、同じ入れ替えを使っています。
この肢は1.5m以内であってもと書いています。
深さで機械的に決めるのではなく、地山の自立性を見ます。浅ければ何もしなくてよい、という書き方になっていたら誤りの合図です。
詳細は給水装置工事の安全管理とは?「道路管理者」に置き換える誤りの型で扱っています。
地下埋設物の近くを掘削するとき、誰の立ち会いを求めるか。
埋設物管理者です。道路管理者ではありません。
掘削深さ1.5m以内なら土留工は要らないか。
自立性に乏しい地山の場合は、1.5m以内であっても適切な勾配を定めるか土留工を施します。
建設発生土や建設廃棄物は誰が処理するか。
工事施行者が、廃棄物処理法等に基づき適正かつ速やかに処理します。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月