平成28年度 学科試験2 問60は、給水装置工事の安全管理に関する問題です。4つの記述から不適当なものを1つ選びます。
誤りは選択肢1です。埋設物に接近して掘削する場合の協議相手は埋設物管理者です。
道路管理者に置き換えています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢1
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | 正解 | 埋設物に接近して掘削する場合は必要に応じて道路管理者と協議する、としています。埋設物管理者です |
| 2 | ○(正しい) | 内容に応じた適切な人材を配置し、関係者に工事用機械器具の特徴等の留意点を十分周知し、操作を誤らないように使用する |
| 3 | ○(正しい) | 火気に弱い埋設物又は可燃性物質の輸送管等に接近する場合は、溶接機、切断機等火気を伴う機械器具を使用しない |
| 4 | ○(正しい) | 材料等には荷くずれのないよう十分な処置を講じ、運搬、積みおろしの際に衝撃を与えないよう丁寧に扱う |
この置き換えは4年度で出ています。
| 誤りとして出た形 | 出題年度 |
|---|---|
| 埋設物のことを道路管理者に置き換える | 平成28年 問60・平成29年 問13ア・令和3年 問59・令和5年 問58 |
相手を取り違えさせる問題が、繰り返し出ています。
| 何について | 相手 |
|---|---|
| 埋設物(接近しての掘削・立会い・位置の確認) | 埋設物管理者 |
| 道路(占用・掘削・土被り・埋戻し土) | 道路管理者 |
| 交通(保安施設・規制) | 所轄警察署長 |
| 給水装置(設計審査・竣工検査) | 水道事業者 |
掘って当たるものの持ち主に聞く、という並びです。
ガス管が傷ついて困るのはガス事業者で、道路管理者ではありません。
火気に弱い埋設物や可燃性物質の輸送管等に接近する場合は、火気を伴う機械器具を使用しません。
ガス管の近くで溶接機を使えば、引火の危険があります。
選択肢1と3は、どちらも他の埋設物への配慮の話です。
人の配置と機械の周知(肢2)、材料の扱い(肢4)は、いずれも事故を起こさないための決まりです。
歩行者や車両の通行に危険のないよう注意します。
詳細は給水装置工事の安全管理とは?「道路管理者」に置き換える誤りの型で扱っています。
埋設物に接近して掘削する場合は誰と協議するか。
埋設物管理者です。道路管理者ではありません。
可燃性物質の輸送管に接近する場合は。
溶接機、切断機等の火気を伴う機械器具を使用しません。
材料の運搬で注意することは。
荷くずれのないよう処置し、衝撃を与えないよう丁寧に扱い、歩行者や車両の通行に危険のないよう注意します。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月