給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成28年度 給水装置工事法 問17 を解説(道路1.2m・宅地0.3m)

平成28年度 学科試験1 問17は、給水管の埋設深さ及び占用位置に関する語句の組み合わせを選ぶ問題です。4つから適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

入る語はア=1.2m/イ=0.6m/ウ=道路管理者/エ=0.3mです。

数値が3つと、協議の相手が1つです。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢2

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) アを1.5m、イを0.9m、エを0.5mとしています
2 正解 1.2m/0.6m/道路管理者/0.3m
3 ×(誤り) アを1.5m、ウを水道事業者としています
4 ×(誤り) イを0.9m、ウを水道事業者、エを0.5mとしています

この穴埋めのポイント(ここが正解)

道路法施行令第11条の3第1項第2号

水管又はガス管の本線の頂部と路面との距離が一・二メートル(工事実施上やむを得ない場合にあつては〇・六メートル)を超えていること。

1.2mが原則、0.6mがやむを得ない場合です。

ちょうど半分の値になっています。

3つの数値の使い分け

場所と場合
道路部分(原則)頂部と路面との距離が1.2mを超える
道路部分(工事実施上やむを得ない場合)0.6mを超える
宅地内0.3m以上を標準

道路部分と宅地部分では桁が違います。

道路の下は車の重さがかかるので深く、宅地内はそこまで要りません。

ウは「道路のことは道路管理者」

土被りを標準又は規定値まで取れない場合の協議相手は道路管理者です。

埋設深さは道路法施行令の話なので、相手も道路の側になります。

何について 相手
道路(占用・掘削・土被り)道路管理者
地下埋設物(立会い・位置の確認)埋設物管理者
給水装置(設計審査・竣工検査)水道事業者

この3者の使い分けは、施工管理法でも繰り返し出ます。

詳細は給水管の埋設深さは何mか?道路1.2mと宅地0.3mの使い分けで扱っています。

覚え方

  • 道路部分は1.2m(やむを得ない場合0.6m)、宅地内は0.3m以上
  • ★1.2mと0.6mはちょうど半分の値
  • ★土被りが取れない場合の協議相手は道路管理者(埋設深さは道路法施行令の話)
  • ★相手の使い分け=道路は道路管理者/地下埋設物は埋設物管理者/給水装置は水道事業者
  • ★道路の下は車の重さがかかるので深い

理解度チェック

Q.

道路部分の埋設深さは。

頂部と路面との距離が1.2mを超えることです。工事実施上やむを得ない場合は0.6mを超えることです。

Q.

宅地内の埋設深さは。

0.3m以上を標準とします。

Q.

土被りが取れない場合は誰と協議するか。

道路管理者です。

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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成28年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問17=(2))によります。設問文が「適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 道路法施行令(昭和27年政令第479号)第11条の3第1項第2号(e-Gov法令検索)。条文の引用は同法令によります。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。宅地内の埋設深さ0.3m以上、土被りが取れない場合の協議は同資料によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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