平成27年度 学科試験1 問18は、給水装置工事に関する問題です。ア〜エの正誤の組み合わせから適当なものを1つ選びます。
誤りはウとエです。
ウは保持時間を20秒間としていますが、口径50mm以下は30秒以上です。エはリングの向きを書き換えています。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢3(ア正 イ正 ウ誤 エ誤)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | ア=口径20mmのポリエチレン1種二層管を曲げ半径60cmで曲げて配管した |
| 2 | ○(正しい) | イ=ガス供給管と平行になるため、給水管とガス供給管の離隔を30cm確保して埋設した |
| 3 | ×(誤り) | ウ=呼び径50mmのTS継手で接着剤塗布後、管の戻りを防ぐため20秒間そのまま保持した、としています。30秒以上です |
| 4 | ×(誤り) | エ=リングは割りのない方を袋ナット側に向けた、としています |
給水装置標準計画・施工方法 3.8 配管工事 5)(要旨)
TS継手による接合 接着剤を塗布後、直ちに継手に挿し込み、管の戻りを防ぐため、口径50mm以下は30秒以上、口径75mm以上は60秒以上そのまま保持すること。
呼び径50mmは「50mm以下」の側なので、30秒以上です。
20秒では足りません。
| 口径 | 保持時間 |
|---|---|
| 50mm以下 | 30秒以上 |
| 75mm以上 | 60秒以上 |
20秒は30秒より少しだけ短い値です。
大きく外した数字ではないので、覚えていないと気づけません。
令和6年 問15でも「TS継手の保持は30秒以上」が論点になっています。
金属継手(メカニカル継手)による接合(資料の要旨)
i)継手は、管種(1種・2種)に適合したものを使用する。ii)インコアが入りやすいように内面の面取りを行う。iii)継手を分解し、管に袋ナット、リングの順にセットする。iv)インコアを管に、プラスチックハンマー等で根元まで十分にたたき込む。
袋ナット、リングの順という部分は、肢のとおり正しく書かれています。
誤りは、その後の「リングの割りの向き」の部分です。
| やったこと | |
|---|---|
| ア | 口径20mmのポリエチレン1種二層管を曲げ半径60cmで曲げた |
| イ | ガス供給管との離隔30cmを確保した |
他の埋設管とは、原則として30cm以上の間隔を確保します。
イはこの原則を満たしています。
詳細は硬質ポリ塩化ビニル管とは?耐衝撃性・耐熱性との違いと接着後24時間とポリエチレン管とポリブテン管の違いは?継手の対応を整理で扱っています。
呼び径50mmのTS継手は何秒保持するか。
30秒以上です。50mm以下の区分に当たります。
金属継手はどの順に部品を通すか。
継手を分解し、管に袋ナット、リングの順にセットします。
他の埋設管との離隔は。
原則として30cm以上です。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月