給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成26年度 給水装置の構造及び性能 問25 を解説(切口面は塗料、ねじは継手)

平成26年度 問25は、金属管の侵食防止のための防食工に関する問題です。4つの肢から不適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは選択肢4です。鋳鉄管の切管の内面防食に使うのは管端防食継手ではありません。

切口面には、ダクタイル管補修用塗料を塗装します。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢4

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 異種金属管との接続には異種金属管用絶縁継手などを使用して侵食を防止する
2 ○(正しい) 管外面の防食工にはポリエチレンスリーブ、防食テープ、防食塗料を用いる方法のほか、外面被覆管を使用する方法がある
3 ○(正しい) 電食防止措置には電気的絶縁物により管を被覆する方法、絶縁物による遮蔽、絶縁接続法、低電位金属体を管に接続して埋設する方法がある
4 ×(誤り) 鋳鉄管の切管の内面防食に管端防食継手を使用する、としています。切口面にはダクタイル管補修用塗料を塗装します

選択肢4のポイント(ここが誤り)

3か所で使うものが違う

場所 使うもの
鋳鉄管の切口面(切管の内面)ダクタイル管補修用塗料
穿孔、分岐した通水口防食コアを挿入
ライニング鋼管のねじ接合部管端防食継手あるいは管端防食コア

管端防食継手はライニング鋼管のねじ接合に使うものです。

鋳鉄管の切口面には塗料を塗ります。

平成27年 問25エと平成28年 問22ア、平成30年 問23では、通水口と切口面の措置を入れ替えた肢が誤りになっています。

この論点は「どの場所に、どの措置か」を3つ並べて覚えます。

選択肢2の管外面の防食工は4つ

方法
ポリエチレンスリーブ/防食テープ/防食塗料を用いる
外面被覆管を使用する

選択肢3の電食防止措置は4つ

電気的絶縁物により管を被覆する方法、絶縁物による遮蔽、絶縁接続法、低電位金属体を管に接続して埋設する方法です。

この4つはそのまま並べて出ます。

詳細は金属管の侵食とは?マクロセルとミクロセルの違いと侵食されるのはどちら側かで扱っています。

覚え方

  • 鋳鉄管の切口面ダクタイル管補修用塗料管端防食継手ではない
  • ★3か所を並べる=切口面は塗料/通水口は防食コア/ライニング鋼管のねじ接合部は管端防食継手
  • 管外面の防食工=ポリエチレンスリーブ・防食テープ・防食塗料+外面被覆管
  • 電食防止措置は4つ=被覆・遮蔽・絶縁接続法・低電位金属体を接続して埋設

理解度チェック

Q.

鋳鉄管の切口面にはどんな措置をするか。

ダクタイル管補修用塗料を塗装します。

Q.

穿孔・分岐した通水口には。

防食コアを挿入します。

Q.

管外面の防食工を挙げよ。

ポリエチレンスリーブ、防食テープ、防食塗料を用いる方法のほか、外面被覆管を使用する方法があります。

> 給水装置の構造及び性能のほかの論点は給水装置の構造及び性能のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成26年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問25=(4))によります。設問文が「不適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。3.9.3 侵食防止。防食工の種類、切口面へのダクタイル管補修用塗料、通水口への防食コア、外面防食、電食防止措置は同項によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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