給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成26年度 給水装置工事法 問17 を解説(曲げるのに加熱はしない)

平成26年度 問17は、給水管の配管工事に関する問題です。4つの肢から不適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは選択肢3です。ステンレス鋼鋼管の曲げ加工は加熱によるものではありません。

曲げ加工はベンダーで行い、焼曲げ加工はしません。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢3

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 給水管は将来の取替え、漏水修理等の維持管理を考慮し、できるだけ直線に配管する
2 ○(正しい) ポリエチレン二層管(1種管)の曲げ半径は、管の外径の20倍以上
3 ×(誤り) ステンレス鋼鋼管の曲げ加工は加熱により行う、としています。曲げ加工はベンダーで行い、焼曲げ加工はしません
4 ○(正しい) ステンレス鋼鋼管の曲げ半径は、管軸線上において呼び径の4倍以上

選択肢3のポイント(ここが誤り)

曲げるのは道具で、火ではない

曲げ加工 判定
ベンダーによるこれが正しい
焼曲げ(加熱による)行いません

加熱すると、その部分の性質が変わります。

平成30年 問18でも、ベンダーで行うことと焼曲げ加工をしないことが問われています。

2つの曲げ半径は数字も基準も違う

倍率 何の何倍か
ポリエチレン二層管(1種管)20倍以上管の外径
ステンレス鋼鋼管4倍以上呼び径(管軸線上)

倍率だけでなく、外径か呼び径かも違います。

樹脂の管はよく曲がりそうに見えますが、必要な半径は大きいほうです。

詳細は給水管の配管工事の留意事項とは?離隔30cm・曲げ配管の条件・各階の止水栓で扱っています。

選択肢1は維持管理のため

できるだけ直線に配管します。

曲がりが少ないほど、後から取り替えたり漏水を直したりしやすくなります。

覚え方

  • ステンレス鋼鋼管の曲げ加工はベンダーによる。加熱(焼曲げ)は行わない
  • ★曲げ半径=ポリエチレン二層管(1種管)は外径の20倍以上/ステンレス鋼鋼管は呼び径の4倍以上
  • 倍率だけでなく、外径か呼び径かも違う
  • 給水管は維持管理を考慮してできるだけ直線に配管する

理解度チェック

Q.

ステンレス鋼鋼管の曲げ加工は何で行うか。

ベンダーです。加熱による焼曲げ加工は行いません。

Q.

ポリエチレン二層管(1種管)の曲げ半径は。

管の外径の20倍以上です。

Q.

ステンレス鋼鋼管の曲げ半径は。

管軸線上において呼び径の4倍以上です。

> 給水装置工事法のほかの論点は給水装置工事法のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成26年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問17=(3))によります。設問文が「不適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。3.8 配管工事。曲げ加工をベンダーで行うこと、焼曲げ加工をしないこと、曲げ半径は同項によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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