給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成26年度 給水装置工事法 問10 を解説(取り外すのは水道メーター)

平成26年度 問10は、給水装置の異常現象に関する問題です。ア〜エのうち不適当なものの数を選びます。

この問題のポイント

不適当なのはアの1つだけなので、正解は選択肢1です。

砂や鉄粉を除去するときに取り外すのは、給水栓ではありません。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢1(不適当なものは1つ)

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ×(誤り) ア=砂や鉄粉が混入した場合、給水栓を取り外して管内から除去する、としています。取り外すのは水道メーターです
2 ○(正しい) イ=亜鉛メッキ鋼管は内部にスケール(赤さび)が発生しやすく、年月とともに給水管断面が小さくなり出水不良を起こす
3 ○(正しい) ウ=断水後の通水の際の水圧でスケールなどが水道メーターのストレーナに付着し出水不良となるので、ストレーナを清掃する
4 ○(正しい) エ=埋設管がつぶれて小さな孔があくと、給水時にエジェクタ作用により外部の汚水や異物を吸引することがある

この問題のポイント(ここが誤り)

アは取り外す部品を替えてある

砂・鉄粉が混入したとき 判定
水道メーターを取り外して除去するこれが正しい
給水栓を取り外して除去するこの肢は誤りとして出ています

水道メーターは管の途中にあるので、外せば管内に手が届きます。

給水栓は末端なので、そこを外しても途中の砂は出しきれません。

平成29年 問15と令和2年 問16でも、同じ論点が出ています。

水道メーターは2つの場面で出てくる

症状 処置
砂・鉄粉が混入した水道メーターを取り外して管内から除去
スケールがストレーナに付着したストレーナを清掃する

アとウは、同じ水道メーターの話で処置が違います。

詳細は給水装置の異常現象とは?色・味・出水不良の原因を整理で扱っています。

エは正しい肢

孔があくとその部分の流速が大きくなります。

流れの速いところは圧力が下がるので、外の水を引き込みます。

令和元年 問18でも、同じ内容が正しい肢として出ています。

覚え方

  • 砂・鉄粉は水道メーターを取り外して管内から除去する。給水栓ではない
  • ★同じ水道メーターでも砂・鉄粉なら取り外し、ストレーナのスケールなら清掃
  • 亜鉛メッキ鋼管はスケール(赤さび)で管断面が小さくなり出水不良
  • ★孔があくとエジェクタ作用で外部の汚水や異物を吸引する(正しい肢)

理解度チェック

Q.

砂や鉄粉が混入したときは何を取り外すか。

水道メーターです。

Q.

スケールが水道メーターのストレーナに付着したときは。

ストレーナを清掃します。

Q.

埋設管に小さな孔があくと何が起きるか。

給水時にエジェクタ作用で外部の汚水や異物を吸引することがあります。

> 給水装置工事法のほかの論点は給水装置工事法のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成26年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験1 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問10=(1)=不適当なものは1つ)によります。設問文が「不適当なものの数はどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。異常現象と対策、砂・鉄粉の除去、ストレーナの清掃、亜鉛メッキ鋼管のスケールは同資料によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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