給水装置工事主任技術者 独学ガイド

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平成26年度 給水装置の概要 問47 を解説(分岐承諾を得たものも該当)

平成26年度 学科試験2 問47は、給水装置に関する問題です。4つの肢から不適当なものを1つ選びます。

この問題のポイント

誤りは選択肢2です。分岐承諾を得て設けた給水管及び給水用具も給水装置に当たります

同じ論点が平成27年 問47アでも誤りとして出ています。

※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。

正解:選択肢2

各選択肢の正誤

選択肢 正誤 解説
1 ○(正しい) 当該給水装置以外の水管などに接続しないこと、水受け容器に給水する場合は逆流を防止する措置、材質が水質に影響を及ぼさないこと、内圧・外圧に対し十分な強度を有すること等が必要
2 ×(誤り) 他の所有者の給水装置から分岐承諾を得て設けた給水管及び給水用具は給水装置には当たらない、としています。当たります
3 ○(正しい) 「直結する給水用具」は容易に取外しのできない構造で接続し有圧のまま給水できるもので、ホースなど容易に取外しの可能な器具は含まれない
4 ○(正しい) 受水槽に受けて給水する場合は受水槽への注入口までが給水装置で、受水槽以下は当たらない

選択肢2のポイント(ここが誤り)

もとをたどれば配水管から分岐している

給水管 給水装置か
配水管から直接分岐したもの給水装置
他の所有者の給水装置から分岐承諾を得て設けたもの給水装置に当たる
受水槽より先当たらない

承諾を得て他人の給水装置から分けてもらったものも、たどれば配水管につながっています。

平成27年 問47アでも、同じ肢が誤りとして出ています。

2年度で同じ形が出ているので、この論点は落とせません。

詳細は給水装置とは?どこからどこまでか・給水装置工事との違いを整理で扱っています。

選択肢1は平成27年と書き方が違う

出題 書き方 判定
平成26年 問47(1)当該給水装置以外の水管などに接続しないこと正しい
平成27年 問47ウ接続する場合は逆流を防止する装置を講じること誤り

基準は施行令第6条第1項第6号で「直接連結されていないこと」です。

接続しないと書けば正しく、接続する場合はと書けば誤りになります。

受水槽の切れ目

受水槽への注入口までが給水装置です。

戸別に水道メーターが付いていても、受水槽から先は給水装置ではありません。

覚え方

  • 分岐承諾を得て設けた給水管も給水装置に当たる(h26問47・h27問47アの2年度で誤り)
  • 「接続しないこと」なら正しく、「接続する場合は」と書けば誤り。基準は「直接連結されていないこと」
  • 「直結する給水用具」にホースなど容易に取外しできる器具は含まれない
  • 受水槽は注入口までが給水装置

理解度チェック

Q.

分岐承諾を得て設けた給水管は給水装置か。

給水装置に当たります。

Q.

給水装置以外の水管との関係は。

接続しないことが必要です。基準は「直接連結されていないこと」です。

Q.

受水槽で受けて給水する場合、どこまでが給水装置か。

受水槽への注入口までです。

> 給水装置の概要のほかの論点は給水装置の概要のカテゴリにまとめています

法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。

参考資料

  • 公益財団法人 給水工事技術振興財団「平成26年度 給水装置工事主任技術者試験 学科試験2 問題」および同財団が公表した正答番号。本記事の正誤の判定は同正答番号(問47=(2))によります。設問文が「不適当なものはどれか」であることを確認したうえで各肢を判定しました。問題文・選択肢は掲載していません。
  • 水道法第3条第9項(給水装置の定義)、水道法施行令第6条第1項(給水装置の構造及び材質の基準)(e-Gov法令検索)。条文の引用は同法令によります。
  • 国土交通省「給水装置標準計画・施工方法」(PDF)。分岐承諾を得た給水管の扱い、直結する給水用具の範囲、受水槽以下の扱いは同資料によります。
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給水装置工事主任技術者の用語・過去問を、国土交通省の給水装置標準計画・施工方法など一次資料にあたって整理しています。

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