平成26年度 学科試験2 問45は、給水用具に関する問題です。4つの肢から不適当なものを1つ選びます。
誤りは選択肢2です。吸排気弁は、過剰圧力を逃がす給水用具ではありません。
負圧が生じたときに空気を吸い込む側です。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢2
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | 減圧弁は圧力調整機構によって、一次側が変動しても二次側を一次側より低い一定圧力に保持する |
| 2 | ×(誤り) | 吸排気弁は、一次側の圧力が設定圧力以上になると弁体が開いて過剰圧力を逃がす、としています。吸排気弁は負圧が生じたときに空気を吸気する給水用具です |
| 3 | ○(正しい) | バキュームブレーカは、逆止弁より二次側の負圧部分へ自動的に空気を取り入れ、負圧を破壊する |
| 4 | ○(正しい) | 定流量弁は、ばね、オリフィス、ニードル式等による流量調整機構によって、一次側の圧力にかかわらず流量が一定になるよう調整する |
| 場面 | 吸排気弁の動き |
|---|---|
| 管内に負圧が生じた | 自動的に多量の空気を吸気して負圧を解消する |
| 管内に空気が停滞している | 自動的に排出する |
設置される場所は給水立て管頂部です。
平成27年 問41ウでは、この内容が正しい肢として出ています。
| 説明 | これが当てはまるもの |
|---|---|
| 設定圧力以上になると弁体が開いて過剰圧力を逃がす | 安全弁(逃し弁)の働き方 |
安全弁(逃し弁)は、貯湯湯沸器に減圧弁とセットで付きます。
令和4年 問43と令和5年 問49では、同じ説明を「減圧弁」に付けた肢が誤りになっています。
同じ説明文を、年度ごとに別の給水用具に貼り替えてきます。
詳細は定流量弁とは?オリフィス・ニードル式・ばね式の流量調整機構と減圧弁との違いで扱っています。
| 給水用具 | 空気の向き |
|---|---|
| 吸排気弁 | 負圧なら吸う/停滞した空気は出す |
| バキュームブレーカ | 負圧部分へ空気を入れる |
| 空気弁 | 停滞した空気を出す |
詳細はバキュームブレーカとは?圧力式と大気圧式の違いと150mm以上の根拠で扱っています。
吸排気弁は負圧が生じたときどうするか。
自動的に多量の空気を吸気して負圧を解消します。
「設定圧力以上になると弁体が開いて過剰圧力を逃がす」のはどの給水用具か。
安全弁(逃し弁)の働き方です。
定流量弁が一定に保つのは何か。
流量です。一次側の圧力にかかわらず流量を一定にします。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月