平成25年度 問19は、給水管の配管に関する問題です。ア〜エの正誤の組み合わせから適当なものを1つ選びます。
誤りはイだけです。
早期復旧のために道路境界付近に置くのは、空気弁ではありません。
※ このページに問題文そのものは載せていません。公益財団法人 給水工事技術振興財団の過去5年間の試験問題には、2026年8月時点で令和3年度以降が掲載されています。
正解:選択肢3(ア正 イ誤 ウ正 エ正)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| 1 | ○(正しい) | ア=露出配管では管内水圧に、地中埋設では管内水圧及び土圧、輪荷重その他の外圧に十分な強度を有していることが必要 |
| 2 | ×(誤り) | イ=地震、災害時等における給水の早期復旧のため空気弁を道路境界付近に設置することが望ましい、としています。道路境界付近に設置するのは止水栓です |
| 3 | ○(正しい) | ウ=分岐部や埋設深度が変化する部分、地中埋設配管と建物内の配管との接続部にも伸縮可とう性のある管や継手を使用することが望ましい |
| 4 | ○(正しい) | エ=配水管の取付口から水道メーターまでの使用材料などは水道事業者が指定している場合が多いので確認が必要 |
| 肢の部分 | 判定 |
|---|---|
| 地震、災害時等における給水の早期復旧を図る | そのまま |
| 道路境界付近に設置することが望ましい | そのまま |
| 置くのは空気弁 | 止水栓です |
早期復旧という理由は、むしろ止水栓を道路境界付近に置く方向に働きます。
そこで水を止められれば、宅地内を掘らずに復旧にかかれます。
令和5年 問16でも、この論点が扱われています。
もっともらしい理由を付けたまま、置くものだけを替える形です。
詳細は止水栓の設置と給水管の防護とは?固定は1〜2mの数値を整理で扱っています。
| 配管の場所 | 耐える相手 |
|---|---|
| 露出配管 | 管内水圧 |
| 地中埋設 | 管内水圧+土圧、輪荷重その他の外圧 |
埋めるほうが、外から押される力が加わるぶん条件が厳しくなります。
| 場所 | すること |
|---|---|
| 分岐部/埋設深度が変化する部分/地中埋設配管と建物内配管の接続部 | 伸縮可とう性のある管や継手を使う |
| 配水管の取付口から水道メーターまで | 使用材料を水道事業者に確認する |
どれも、動きが集中するところや責任の境目にあたります。
詳細は給水管の配管工事の留意事項とは?離隔30cm・曲げ配管の条件・各階の止水栓で扱っています。
地震や災害時の早期復旧のため道路境界付近に設置するのは。
止水栓です。
地中埋設の給水管は何に対する強度が要るか。
管内水圧に加えて、土圧、輪荷重その他の外圧です。
使用材料を水道事業者に確認する範囲は。
配水管の取付口から水道メーターまでです。
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法令・基準は改正されることがあります。最新の内容は国土交通省およびe-Gov法令検索でご確認ください。給水装置の設置条件や施工方法は水道事業者ごとの基準によります。
参考資料
※ この記事の確認日:2026年8月