管工事施工管理技士 独学ガイド

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ポンプ基礎の間隔はいくつか?据付けの間隔と寸法の読み分け

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据付けの寸法が多くて、どれが正しい数値なのか分かりません。

倍率で書かれると特に迷います。

この記事の要点

横型ポンプを2台以上並べる場合、各ポンプ基礎の間隔は一般的に500mm以上です。

機器側のアンカーボルト用の穴径は、呼び径の+2mm程度がよいとされています。

この枠は応用能力なので、誤りの肢が2つあります。

1級の問題BではNo.26が機器の据付けの枠です。

令和6年度と令和7年度の肢を並べます。

据付けの間隔と寸法の正しい肢と誤りの肢を並べた図。1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題B No.26(令和6年度・令和7年度)の記述と公表正答による。正しい肢として出た記述は、横型ポンプを2台以上並べて設置する場合に各ポンプ基礎の間隔は一般的に500ミリメートル以上とすること、機器側のアンカーボルト用の穴径はアンカーボルト呼び径のプラス2ミリメートル程度がよいこと、飲料用タンクの基礎はコンクリート基礎と鋼製架台で高さを600ミリメートル以上とすること。誤りとして出た記述は、令和7年度の2台の冷却塔を近接して設置する場合にルーバー面の高さの1.5倍以上離して設置するというものと接着系あと施工アンカーの打設間隔は呼び径の8倍以上を標準とするというもの、令和6年度のゲージ圧が0.2メガパスカルを超える温水ボイラーは最上部から上部にある構造物までの距離を0.8メートル以上とするというものと真空又は窒素加圧の状態で据え付けられた冷凍機は機内を大気に開放した後に配管を接続するというもの。公表正答は令和6年度が3と4、令和7年度が1と2。
左が正しい肢、右が誤りの肢。※公表正答で確定した記述を並べた図。

ポンプ基礎の間隔はいくつか

500mm以上です。

令和7年度 1級 第一次検定 問題B【No.26】(3)(4)(いずれも正しい肢)

(3) 横型ポンプを2台以上並べて設置する場合、各ポンプ基礎の間隔は、一般的に、500mm以上とする。

(4) 機器側のアンカーボルト用の穴径は、アンカーボルト呼び径の+2mm程度がよい。

条件が付いています。2台以上並べて設置する場合です。

穴径は呼び径からの差で示されます。+2mm程度です。

冷却塔の離隔はどう出されたのか

1.5倍以上と書いた肢が誤りでした。

令和7年度 問題B【No.26】(1)(2)(いずれも誤りの肢)

(1) 2台の冷却塔を近接して設置する場合、ルーバー面の高さの1.5倍以上離して設置する。

(2) 接着系あと施工アンカーの打設間隔は、呼び径の8倍以上を標準とする。

令和7年度の公表正答は(1)と(2)です。この2つが誤りと確定します。

正しい倍率は同じ問題文にありません。誤りとして出された事実だけが確定します。

まちがえやすいポイント

令和7年度は誤りの肢が2つとも倍率でした。

冷却塔はルーバー面の高さの1.5倍、あと施工アンカーは呼び径の8倍です。正しい肢のほうは500mmや+2mmという実寸で書かれています。

倍率で書かれた肢は要注意です。基準になる寸法が何かを先に読みます。

温水ボイラーの距離はどう出されたのか

0.8m以上と書いた肢が誤りでした。

令和6年度 問題B【No.26】(3)(4)(いずれも誤りの肢)

(3) ゲージ圧が0.2MPaを超える温水ボイラーを設置する場合、安全弁その他の附属品の検査及び取扱いに支障がない場合を除き、ボイラーの最上部から上部にある構造物までの距離は、0.8m以上とする。

(4) 真空又は窒素加圧の状態で据え付けられた冷凍機は、機内を大気に開放した後、配管を接続する。

令和6年度の公表正答は(3)と(4)です。この2つが誤りと確定します。

正しい距離や正しい手順は同じ問題文にありません。誤りとして出された事実だけが確定します。

飲料用タンクの基礎はどう決まっているのか

高さ600mm以上です。

令和6年度 問題B【No.26】(1)(正しい肢)

飲料用タンクの基礎は、コンクリート基礎と鋼製架台で、高さを600mm以上とする。

項目 正しい肢として出た数値
横型ポンプ基礎の間隔 500mm以上
アンカーボルト用の穴径 呼び径の+2mm程度
飲料用タンクの基礎の高さ 600mm以上

基礎の作りも書かれています。コンクリート基礎と鋼製架台です。

タンクのマンホールにも600mmが出ます。あちらは直径で、ここは基礎の高さです。

飲料用タンクの構造は飲料用タンクと貯湯タンクで扱っています。

吊り角度やアンカーの型式は据付けと吊り上げの読み分け、基礎の養生は機器の据付けで扱っています。

理解度チェック

Q.

横型ポンプを2台以上並べる場合の基礎の間隔は。

一般的に500mm以上です。

Q.

機器側のアンカーボルト用の穴径はどう決めるか。

アンカーボルト呼び径の+2mm程度がよいとされています。

Q.

飲料用タンクの基礎の高さは。

600mm以上です。コンクリート基礎と鋼製架台で作ります。

Q.

「接着系あと施工アンカーの打設間隔は呼び径の8倍以上」は正しいか。

誤りです。令和7年度の公表正答の1つでした。

Q.

1級の問題B No.26は正解がいくつか。

2つです。応用能力の問なので誤りの肢が2つあります。

まとめ

  • 横型ポンプ基礎の間隔は一般的に500mm以上
  • アンカーボルト用の穴径は呼び径の+2mm程度
  • 飲料用タンクの基礎の高さは600mm以上
  • 「冷却塔はルーバー面の高さの1.5倍以上離す」とした肢は誤り。
  • 「接着系あと施工アンカーは呼び径の8倍以上」とした肢も誤り。
  • 「温水ボイラーの上部距離0.8m以上」とした肢は誤り。
  • 「冷凍機は機内を大気に開放した後に配管接続」とした肢も誤り。

出題の言い回しは年度によって変わります。個別の判断は最新の試験問題と公表正答を確認してください。

あわせて読む

この語が出た問はどこか

解説を1問ずつ置いています。

参考資料

  • 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題B【No.26】(令和6年度・令和7年度)及び各年度の公表正答肢(一般財団法人全国建設研修センター。試験問題/正答肢のページ)。公表正答は令和6年度が(3)と(4)、令和7年度が(1)と(2)です。数値は、同PDFの当該ページを画像にして目視で確認しました。
  • ※ 冷却塔の正しい離隔、接着系あと施工アンカーの正しい打設間隔、温水ボイラーの正しい上部距離、および冷凍機の正しい接続手順については、この記事で扱った年度の問題文の中に正しい肢としての記述がありません。誤りとして出された事実だけを記載しています。
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管工事施工管理技士の用語・過去問を、法令や公的な基準など一次資料にあたって整理しています。

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管工事施工管理技士の用語・条文・数値を、公表された過去問と一次資料にあたって整理しています。

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