管工事施工管理技士 独学ガイド

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ねじ径はリングゲージで確認するのか?配管の施工の読み分け

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配管の施工は道具の名前が多くて覚えきれません。

どれが誤りにされやすいのか知りたいです。

この記事の要点

ペーストシール剤が硬化してからねじ込むとした令和7年度の肢は誤りです。

ライニング鋼管の切断にパイプカッターを使うとした平成27年度の肢も誤りでした。

テーパねじリングゲージでねじ径を確認する肢は、2年度とも(1)で正しい肢です。

2級の第一次検定では配管の施工が毎年の枠として置かれています。

2年度の肢を並べます。

配管の施工の出題を並べた図。左は誤りとして出された肢で、令和7年度2級前期の第一次検定 No.34の肢2は鋼管のねじ込み作業をおねじ部分に塗布したペーストシール剤が硬化してからねじ込むとして公表正答2の誤り、平成27年度2級学科 No.36の肢3は水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管の切断にパイプカッターを使用したとして公表正答3の誤り。その下に2年度とも肢1に置かれた正しい肢として、配管用炭素鋼鋼管のねじ加工後のねじ径の確認はテーパねじリングゲージで行うこと、平成27年度はテーパねじ用リングゲージと書かれること。右は正しい肢が置いている施工で、令和7年度は通気管の床下横走り配管をできる限り短くなるような箇所で立上げること、銅管を鋼製金物で支持する場合はゴム又は絶縁テープ等で保護をすること、平成27年度は一般配管用ステンレス鋼鋼管がメカニカル接合、水道用硬質ポリ塩化ビニル管が接着TS接合であること。下は誤りが道具と時期に置かれることで、令和7年度はいつねじ込むか、平成27年度はどの管に何を使うかを問い、材料名も道具名も実在するものが置かれ合っていないのは組合せだけであること。
左が誤りの肢と共通する正しい肢、右が正しい肢の施工。下が誤りの置かれ方。

ねじ径は何で確認すると出題されたのか

テーパねじリングゲージです。

令和7年度 2級 第一次検定(前期)【No.34】(1)/平成27年度 2級 学科【No.36】(1)(いずれも正しい肢)

配管用炭素鋼鋼管のねじ加工後のねじ径の確認は、テーパねじリングゲージで行う。

配管用炭素鋼鋼管のねじ加工後、ねじ径をテーパねじ用リングゲージで確認した。

2年度とも(1)に置かれています。ねじ加工後に確認するという順序も同じです。

呼び方だけが少し違います。テーパねじリングゲージテーパねじ用リングゲージです。

ねじ込みはいつ行うと誤りになるのか

シール剤が硬化してからと書くと誤りです。

令和7年度 2級 第一次検定(前期)【No.34】(2)(誤りの肢)

鋼管のねじ込み作業は、おねじ部分に塗布したペーストシール剤が硬化してからねじ込む。

令和7年度の公表正答は(2)です。硬化してからという時期の指定が誤りと確定します。

塗る場所は正しく書かれています。おねじ部分に塗布するという部分は残されています。

対象 出題での書かれ方 扱い
ねじ加工後のねじ径 テーパねじリングゲージ 正しい肢
ねじ込み作業 シール剤が硬化してから 誤り(R7)
ライニング鋼管の切断 パイプカッター 誤り(H27)
ステンレス鋼鋼管の接合 メカニカル接合 正しい肢
硬質ポリ塩化ビニル管 接着(TS)接合 正しい肢

まちがえやすいポイント

材料名も道具名も、実在するものが正しく置かれています。

令和7年度はいつねじ込むか、平成27年度はどの管に何を使うかを変えています。用語を知っているかではなく、組合せが合っているかを見ます。

安全な肢も覚えられます。リングゲージの肢は2年度とも正しい肢でした。

ライニング鋼管の切断は何が誤りだったのか

パイプカッターを使うと書いた点です。

平成27年度 2級 学科【No.36】(3)(誤りの肢)

水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管の切断に、パイプカッターを使用した。

平成27年度の公表正答は(3)です。パイプカッターを使用したという部分が誤りと確定します。

対象の管は正しく書かれています。水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管という材料名は残されています。

接合方法はどう書き分けられたのか

管の種類ごとに違います。

平成27年度 2級 学科【No.36】(2)(4)(いずれも正しい肢)

一般配管用ステンレス鋼鋼管の接合は、メカニカル接合とした。

水道用硬質ポリ塩化ビニル管の接合は、接着(TS)接合とした。

金属管と樹脂管で分かれています。メカニカル接合接着(TS)接合です。

管の接合そのものは管の接合で扱っています。

令和7年度の残る正しい肢は何か

通気管の立上げと銅管の支持です。

令和7年度 2級 第一次検定(前期)【No.34】(3)(4)(いずれも正しい肢)

通気管の床下横走り配管は、できる限り短くなるような箇所で立上げる。

銅管を鋼製金物で支持する場合は、ゴム又は絶縁テープ等で保護をする。

通気管は長さの話です。できる限り短くなるような箇所で立上げます。

銅管は金物との間に何かを挟みます。ゴム又は絶縁テープ等で保護します。

配管の支持は配管の支持と振れ止めで扱っています。

理解度チェック

Q.

ねじ加工後のねじ径は何で確認すると出題されたか。

テーパねじリングゲージです。2年度とも正しい肢として出ています。

Q.

「ペーストシール剤が硬化してからねじ込む」は正しいか。

誤りです。令和7年度2級(前期)の公表正答はこの肢でした。

Q.

「ライニング鋼管の切断にパイプカッターを使用した」は正しいか。

誤りです。平成27年度2級の公表正答はこの肢でした。

Q.

銅管を鋼製金物で支持する場合はどうすると出題されたか。

ゴム又は絶縁テープ等で保護をします。

Q.

一般配管用ステンレス鋼鋼管と硬質ポリ塩化ビニル管の接合はそれぞれ何か。

ステンレス鋼鋼管がメカニカル接合、硬質ポリ塩化ビニル管が接着(TS)接合です。

まとめ

  • ねじ径の確認はテーパねじリングゲージ
  • 2年度とも(1)に置かれた正しい肢。
  • シール剤が硬化してからとした肢は誤り。
  • 令和7年度2級(前期)の公表正答は(2)。
  • ライニング鋼管にパイプカッターとした肢も誤り。
  • 平成27年度2級の公表正答は(3)。
  • 銅管は鋼製金物との間をゴム等で保護する。

出題の言い回しは年度によって変わります。個別の判断は最新の試験問題と公表正答を確認してください。

あわせて読む

この語が出た問はどこか

解説を1問ずつ置いています。

参考資料

  • 2級管工事施工管理技術検定 第一次検定(前期)【No.34】(令和7年度)及び同年度の公表正答肢(一般財団法人全国建設研修センター。試験問題/正答肢のページ)。公表正答は(2)です。
  • 同 学科【No.36】(平成27年度)。公表正答は(3)です。
  • ※ ねじ込みを行う正しい時期と、ライニング鋼管の切断に用いる正しい工具を示す記述は、いずれの問題文にもありません。誤りとして出題された事実と、正しい肢が書いている施工を記載しています。
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この記事を書いた人

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管工事施工管理技士の用語・過去問を、法令や公的な基準など一次資料にあたって整理しています。

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管工事施工管理技士の用語・条文・数値を、公表された過去問と一次資料にあたって整理しています。

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