管工事施工管理技士 独学ガイド

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TBMはどれくらいの頻度で行うのか?安全管理の用語の読み分け

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安全管理は用語が多くて、説明のどこが変えられるのか読めません。

数値と頻度が入れ替えられている気がします。

この記事の要点

ツールボックスミーティングを1週間に1回程度とした肢は誤りでした。

5S活動は整理・整頓・清掃・清潔・しつけの5つです。

年千人率は労働者1,000人当たり1年間に発生した死傷者数の割合です。

1級の問題BではNo.4が安全管理の枠です。

令和6年度と令和7年度の8肢を並べます。

安全管理の正しい肢と誤りの肢を並べた図。1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題B No.4(令和6年度・令和7年度)の記述と公表正答による。正しい肢として出た記述は、5S活動とは安全で健康な職場づくりと生産性の向上を目指す活動のことで整理・整頓・清掃・清潔・しつけの5つをいうこと、年千人率とは労働者1,000人当たり1年間に発生した死傷者数の割合を表したもので発生頻度を示すこと、不安全行動とは手間や労力や時間やコストを省くことを優先し労働者本人又は関係者の安全を阻害する可能性のある行動を行うことをいいヒューマンエラーとは区別されること、一つの荷物で重量が100キログラム以上のものを貨物自動車に積む作業を行うときは当該作業を指揮する者を定めること、作業場の屋内に設ける通路は用途に応じた幅を有し通路面はつまずき・すべり・踏抜き等の危険のない状態に保持すること。誤りとして出た記述は、令和7年度のツールボックスミーティングは危険予知活動の一環として作業関係者が行う短時間のミーティングで1週間に1回程度行われるというもの、令和6年度の作業床の高さが10メートル以上の高所作業車の運転の業務は高所作業車運転業務の特別教育を修了した者に行わせるというもの。公表正答は令和6年度が3、令和7年度が1。
左が正しい肢、右が誤りの肢。※公表正答で確定した記述を並べた図。

TBMの頻度はどう出されたのか

1週間に1回程度と書いた肢が誤りでした。

令和7年度 1級 第一次検定 問題B【No.4】(1)(誤りの肢)

ツールボックスミーティングは、危険予知活動の一環として作業関係者が行う短時間のミーティングで、1週間に1回程度行われる。

令和7年度の公表正答は(1)です。1週間に1回程度という記述は誤りと確定します。

正しい頻度は同じ年度の問題文にありません。誤りとして出された事実だけが確定します。

5S活動の5つは何か

整理から始まる5つです。

令和7年度 問題B【No.4】(3)(4)(2)(いずれも正しい肢)

(3) 5S活動とは、安全で健康な職場づくりと生産性の向上を目指す活動のことで、「整理、整頓、清掃、清潔、しつけ」の5つをいう。

(4) 年千人率とは、労働者1,000人当たり1年間に発生した死傷者数の割合を表したもので、発生頻度を示す。

(2) 作業場の屋内に設ける通路は、用途に応じた幅を有し、通路面は、つまずき、すべり、踏抜き等の危険のない状態に保持する。

用語 正しい肢として出た説明
5S活動 整理、整頓、清掃、清潔、しつけ
年千人率 労働者1,000人当たり1年間の死傷者数の割合
不安全行動 ヒューマンエラーとは区別される

年千人率は人数と期間で決まります。1,000人当たり1年間です。

表すのは頻度です。発生頻度を示すとされています。

高所作業車の資格はどう出されたのか

特別教育と書いた肢が誤りでした。

令和6年度 問題B【No.4】(3)(誤りの肢)

作業床の高さが10m以上の高所作業車の運転(道路上を走行させる運転を除く。)の業務は、高所作業車運転業務の特別教育を修了した者に行わせる。

令和6年度の公表正答は(3)です。特別教育を修了した者に行わせるという記述は誤りと確定します。

正しい資格は同じ年度の問題文にありません。誤りとして出された事実だけが確定します。

まちがえやすいポイント

2年とも、用語の説明そのものは正しく書かれていました。

令和7年度はTBMの説明が正しく頻度だけが誤り、令和6年度は高所作業車の説明が正しく資格だけが誤りです。

差し替えられるのは末尾です。頻度・資格・数値が入れ替えの的になります。

不安全行動とヒューマンエラーはどう違うのか

区別されると書かれています。

令和6年度 問題B【No.4】(2)(1)(4)(いずれも正しい肢)

(2) 不安全行動とは、手間や労力、時間やコストを省くことを優先し、労働者本人又は関係者の安全を阻害する可能性のある行動を行うことをいい、ヒューマンエラーとは区別される。

(1) 火気を使用する作業を行う場合は、消火器等の設置、付近の可燃物の除去、防炎シート等による養生、火花の飛散防止措置を行うとともに、作業終了後の残火確認も確実に行う。

(4) 一つの荷物で重量が100kg以上のものを貨物自動車に積む作業を行うときは、当該作業を指揮する者を定める。

優先されるものが書かれています。手間や労力、時間やコストを省くことです。

荷物の重さにも区切りがあります。100kg以上で指揮する者を定めます。

安全衛生管理体制は安全衛生管理体制で扱っています。

移動式クレーンの資格は移動式クレーンの資格、作業主任者は作業主任者で扱っています。

理解度チェック

Q.

「TBMは1週間に1回程度行われる」は正しいか。

誤りです。令和7年度の公表正答はこの肢でした。

Q.

5S活動の5つを挙げると。

整理、整頓、清掃、清潔、しつけです。

Q.

年千人率は何を表すか。

労働者1,000人当たり1年間に発生した死傷者数の割合で、発生頻度を示します。

Q.

貨物自動車に積む作業で指揮者が要るのは何kg以上か。

1つの荷物で100kg以上です。

Q.

不安全行動はヒューマンエラーとどう扱われるか。

区別されるとされています。

まとめ

  • 「TBMは1週間に1回程度」とした肢は誤り。
  • 5S活動は整理・整頓・清掃・清潔・しつけ
  • 年千人率は1,000人当たり1年間の死傷者数の割合。
  • 不安全行動はヒューマンエラーとは区別される
  • 貨物自動車は1つの荷物100kg以上で指揮者を定める。
  • 屋内の通路面はつまずき・すべり・踏抜きの危険がない状態に。
  • 「10m以上の高所作業車は特別教育」とした肢は誤り。

出題の言い回しは年度によって変わります。個別の判断は最新の試験問題と公表正答を確認してください。

あわせて読む

この語が出た問はどこか

解説を1問ずつ置いています。

参考資料

  • 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題B【No.4】(令和6年度・令和7年度)及び各年度の公表正答肢(一般財団法人全国建設研修センター。試験問題/正答肢のページ)。公表正答は令和6年度が(3)、令和7年度が(1)です。
  • ※ ツールボックスミーティングの正しい頻度、および作業床の高さが10m以上の高所作業車の運転に必要な正しい資格については、この記事で扱った年度の問題文の中に正しい肢としての記述がありません。誤りとして出された事実だけを記載しています。
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管工事施工管理技士の用語・過去問を、法令や公的な基準など一次資料にあたって整理しています。

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管工事施工管理技士の用語・条文・数値を、公表された過去問と一次資料にあたって整理しています。

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