管工事施工管理技士 独学ガイド

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日射の大気透過率は何で決まるのか?直達日射と赤外線の読み分け

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日射の問題はどの肢も似た言葉が並びます。

どこが誤りにされたのか知りたいです。

この記事の要点

直達日射とは、太陽表面から直接地上に到達する太陽放射です。

大気透過率が窒素の量に影響されるとした肢は誤りでした。

日射のエネルギーは紫外線部よりも赤外線部及び可視線部に多く含まれます。

1級の問題Aでは【No.8】が日射の枠になる年があります。

令和6年度の4つの肢を並べます。

日射の出題を正しい肢と誤りの肢で並べた図。1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題A No.8(令和6年度)の記述と公表正答による。左は問題文に出てくる言葉の位置で、太陽から地表へ向かう矢印が直達日射、太陽と地表の間に大気の層があり、そこに水蒸気や二酸化炭素等の温室効果ガスがある。地表から上向きに赤外線の矢印が出ており、地表からの赤外線の一部が温室効果ガスに吸収される。右は令和6年度 問題A No.8の4肢で、1は直達日射とは太陽表面から直接地上に到達する太陽放射をいうという正しい肢、2は日射のエネルギーは紫外線部よりも赤外線部及び可視線部に多いという正しい肢、3は日射の大気透過率は主に大気中に含まれる窒素の量に影響されるというもので公表正答は3で誤り、4は地表から放射される赤外線の一部は大気中の水蒸気・二酸化炭素等の温室効果ガスに吸収されるという正しい肢。下はエネルギーの含まれ方の書かれ方で、問題文は紫外線部よりも赤外線部及び可視線部に多く含まれていると書いており、大気透過率が何の量で決まるかは同じ問題文に書かれていない。
左が言葉の位置、右が4つの肢。下がエネルギーの書かれ方。

直達日射とは何か

直接届く放射です。

令和6年度 1級 第一次検定 問題A【No.8】(1)(正しい肢)

直達日射とは、太陽表面から直接地上に到達する太陽放射をいう。

どこからどこまでかが書かれています。太陽表面から直接地上に到達するものです。

言い換えも並んでいます。太陽放射という語が使われています。

エネルギーはどこに多く含まれるのか

赤外線部と可視線部です。

令和6年度 問題A【No.8】(2)(正しい肢)

日射のエネルギーは、紫外線部よりも赤外線部及び可視線部に多く含まれている。

比べる相手が示されています。紫外線部よりもという書き方です。

多いほうは2つ挙がっています。赤外線部及び可視線部です。

地表からの赤外線はどうなるのか

一部が吸収されます。

令和6年度 問題A【No.8】(4)(正しい肢)

日射により加熱された地表から放射される赤外線の一部は、大気中の水蒸気、二酸化炭素等の温室効果ガスに吸収される。

吸収するものが名指しされています。水蒸気、二酸化炭素等の温室効果ガスです。

量も限定されています。赤外線の一部とされています。

選択肢 主題 扱い
(1) 直達日射の定義 正しい肢
(2) エネルギーの含まれ方 正しい肢
(3) 大気透過率 誤りの肢(公表正答)
(4) 地表からの赤外線 正しい肢

まちがえやすいポイント

4つの肢はどれも似た言葉で書かれています。

紫外線・赤外線・可視線・水蒸気・二酸化炭素・窒素と、気体や光の名前が並びます。誤りにされたのは物質名がひとつだけ違う肢です。

読む順を決めておきます。主題が定義か、量か、割合かで分けます。

誤りとして出たのはどの記述か

大気透過率です。

令和6年度 問題A【No.8】(3)(誤りの肢)

日射の大気透過率は、主に大気中に含まれる窒素の量に影響される。

公表正答は(3)です。窒素の量に影響されるとした記述が誤りと確定します。

何の量で決まるかは問題文にありません。誤りとして出された事実だけが確定します。

温室効果ガスや二酸化炭素の話は地球環境の用語、日射を含む熱負荷は熱負荷の読み分けで扱っています。

日射を減らす手はどこで扱うのか

省エネルギーの枠です。

庇や断熱で日射を抑える話は別の枠で出ます。建築的手法として省エネルギーの問に入ります。

この記事の枠は日射そのものの性質です。定義と量と割合を問う形になっています。

庇や窓面積の話は省エネルギーの読み分けで扱っています。

理解度チェック

Q.

直達日射とはどう定義されたか。

太陽表面から直接地上に到達する太陽放射です。

Q.

日射のエネルギーは紫外線部と比べてどこに多いか。

赤外線部及び可視線部です。

Q.

地表から放射される赤外線の一部は何に吸収されるか。

大気中の水蒸気、二酸化炭素等の温室効果ガスです。

Q.

「大気透過率は主に窒素の量に影響される」は正しいか。

誤りです。令和6年度の公表正答はこの肢でした。

Q.

この問で正しい肢だったのはいくつか。

3つです。誤りは(3)の1つだけでした。

まとめ

  • 直達日射は太陽表面から直接地上に到達する太陽放射
  • エネルギーは紫外線部よりも赤外線部及び可視線部に多い。
  • 地表からの赤外線の一部は温室効果ガスに吸収される。
  • 吸収するのは水蒸気や二酸化炭素等。
  • 大気透過率を窒素の量とした肢は誤り。
  • 公表正答は(3)で、誤りは1つだけ。
  • 庇や断熱で日射を抑える話は省エネルギーの枠に入る。

出題の言い回しは年度によって変わります。個別の判断は最新の試験問題と公表正答を確認してください。

あわせて読む

この語が出た問はどこか

解説を1問ずつ置いています。

参考資料

  • 1級管工事施工管理技術検定 第一次検定 問題A【No.8】(令和6年度)及び同年度の公表正答肢(一般財団法人全国建設研修センター。試験問題/正答肢のページ)。公表正答は(3)です。
  • ※ 大気透過率が何の量に影響されるかについて、正しい記述は同じ問題文の中にありません。誤りとして出された事実だけを記載しています。
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管工事施工管理技士の用語・過去問を、法令や公的な基準など一次資料にあたって整理しています。

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管工事施工管理技士の用語・条文・数値を、公表された過去問と一次資料にあたって整理しています。

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